2019/06/09

LSの簡単な経過

ロースクールを中核とする法曹養成について、授業で語ったこと。

司法制度改革の以前より

司法試験合格者の高齢化で検察官のリクルートがうまくいかず、財界からも質の高い法曹が大量に必要だという声もあり、法曹人口の増加の方に舵を切ったこと、丙案を経て、法曹一元に近づくには法曹人口増大が必要だとか、陪審参審の導入も合わせてやるとか、二割司法では情けなく、社会にあまねく法の支配が及ぶようにと言われて、絶対反対だった日弁連も賛成に転じて、ただ司法試験合格者の増加では質が高まらないから大学院レベルの教育機関が必要だということになった。

これが司法制度改革審議会意見書で大学院レベルにロースクールが位置づけられた経緯。

具体的な制度設計としても、質の高い法曹のためには例えば医者とか建築家とかにたくさん参入してもらわなければならず、その他法律専攻以外の高等教育を受けた人たちがロースクールで法律を学んで法律家になってほしいとの理想から、法律の試験を課さない入試での未修者コースが原則で、法学部出身者には別に法律科目試験を課して、2年に短縮する措置をとった。

しかし、この未修者コース中心主義はすぐに破綻し、早稲田が一番未修者中心の理念に忠実だったが、変わり身も早かった。

 

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2019/05/06

Book:最高裁に告ぐ

今年読んだ26冊目は白ブリーフ判事でお馴染み、岡口基一判事の最高裁に告ぐ

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2019/05/03

Book:裁判官が答える裁判のギモン

今年読んだ21冊目は、日本裁判官ネットワークの手になるブックレット、裁判官が答える 裁判のギモン (岩波ブックレット)

 

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2019/03/03

Book:裁判官は劣化しているのか #岡口基一

今年読んだ13冊目は、裁判官は劣化しているのか、話題の #白ブリーフ判事 岡口基一判事による、最高裁分限裁判以後の第一冊目である。

昨日久しぶりに新宿に行くことがあったので、紀伊国屋で買うことができた。

なにしろ、成城学園駅上の三省堂書店には在庫を入れていないというし、品川駅ナカの書店にもなかった。アマゾンでポチれば早いと思いつつ、昨日まで手に入らなかったが、買ってからは小一時間でスイスイと読める本であった。

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2018/12/25

日弁連のスマッシュヒット:ハラスメントA面B面

いやー、素晴らしい出来の広報ビデオだ。タレントさんをつかったイメージビデオだけでなく、こういう事もできるんだ、と感心しきり。

まずはA面。

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2018/11/02

lawyer:大量懲戒請求に対する提訴

900人提訴へ 大量懲戒請求受けた弁護士 6人に賠償請求

北先生、佐々木先生が大量に懲戒請求を受けた件で、まず6人の懲戒請求者に対する損害賠償請求訴訟提起が報じられている。

この問題は、朝鮮学校への補助金の交付を求める声明を出した全国の弁護士会の幹部らを対象に、去年1年間で13万件もの懲戒請求が出されたもので、ネット上のブログが「声明への賛同は犯罪行為だ」などと懲戒請求を呼びかけたことが影響したとみられています。

東京弁護士会に所属する佐々木亮弁護士と北周士弁護士は、弁護士会の声明には一切関わっていませんでしたが、ツイッターで異議を唱える投稿をしたことがきっかけとなり、これまでに960人以上から合わせて4000件余りの懲戒請求を受けたということです。

2人は2日、不当な懲戒請求で業務を妨害されたとして、請求者6人に対し1人当たり66万円の損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。

2人はこれまで請求者に謝罪や和解を呼びかけていましたが、和解に応じたのは20人余りで、今後、残りの900人余りの請求者を提訴する方針だということです。

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2018/08/05

Lawyer:弁護士が相手方代理人をヤクザ以下と法廷で言って名誉毀損

裁判で「ヤクザ以下」など暴言 名誉毀損で弁護士同士が訴訟…百万円の支払い命じる

この件については以前にも取り上げたことがあるような記憶があるが、検索しても見つからなかった。
この記事で取り上げられているのは、離婚調停・離婚訴訟において原告妻の代理人A弁護士が、不貞行為をした被告側のB弁護士から以下のような発言を受けたという。
Colere


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2018/05/04

Judge:藤山雅行裁判官の定年退官

「国敗れて3部あり」とまで言われるほど、行政庁相手の訴訟で国側敗訴判決を出すことで有名だった藤山雅行裁判官が定年退官された。

e法規

国賠や行政訴訟のみならず、原告側敗訴率の高いことで知られる医療事故訴訟でも、原告勝訴の結論が目立っていたため、特に医療関係者からは評判が悪かった。
Saibanchou_no_gavel_3


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2017/10/21

court: 最高裁裁判官の選任過程がブラックボックスである一例

憲法は、最高裁裁判官の選任権者を明確に定めている。

第6条2項 天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。

第79条 最高裁判所は、その長たる裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、その長たる裁判官以外の裁判官は、内閣でこれを任命する。

基本的に内閣が、長官も指名し、その他の裁判官も任命するわけだ。

そこで、ある裁判官の選任の理由をマスメディアが調べたいという場合、本来は内閣に聞くのが筋である。教えてくれるかどうかは別だが。

しかし、一般的には、最高裁に聞くということもあながち間違ってはいない。何と言っても当事者なのだから。

ということで、今話題の木澤裁判官の選任過程を日刊ゲンダイが調べようとした。すると・・・
Humoir


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2017/09/07

lawyer:ひまわり事務所の成功例

司法過疎地 夫婦で奔走 東京から能登移住の弁護士

中日新聞のニュースだが、「輪島ひまわり基金法律事務所」を経て、七尾市内と穴吹町とで事務所をそれぞれ開いている夫婦弁護士の話だ。

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