2017/02/22

action:弁護士が裁判官を訴える

「先生のこれからに不安覚える」 弁護士が損害賠償求め

「こんな訴訟活動をやっているようでは、先生が弁護士をやっていくことに不安を覚えますよ」-。担当していた民事訴訟の中で、水戸地裁龍ケ崎支部の裁判官に侮辱されたとして、代理人を務める千葉県弁護士会所属の弁護士が、国を相手に110万円の損害賠償を求める訴訟を水戸地裁に起こした

Temis3


続きを読む "action:弁護士が裁判官を訴える"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/01/29

有給休暇は理由なしに休んでいいんだよ、MyNaviさん

追記
マイナビからメールをいただき、「有給休暇の法的趣旨を誤解させる表現」があったとのことで削除されるとのことであった。
ということで、おそらく以下の記事の趣旨は不明になってしまうが、他に転載もされているのでその旨の追記だけしておく。

なお、権利ばかり振り回すという趣旨の批判が寄せられたが、法律に規定された有給休暇や時間外労働・休日労働の割増賃金くらいは、法律の規定通りに取得できることが社会として最低限必要なことであり、労働者としても当然のこととして取得できるようになってもらいたい。

意味わかんない!「社会人としてありえない」有休取得の理由7つ!

意味わかんないのはこっちのセリフだ。

有給休暇の取得は当然の権利なのであって、理由は必要ない。

体調が悪いときや身内に不幸があったときは、やむを得ず有休を取りますよね。理由がきちんとしていれば問題なさそうですが

そもそもこの出だしの文章からして、根本的な勘違いを予想させるが、最後まで読んで本当に呆れ返った。
この文章で挙げられている「あり得ない理由」というのは、そもそも理由を言う必要も無ければ、理由がある必要もない以上、論理的に「あり得ない」ということはないのである。

続きを読む "有給休暇は理由なしに休んでいいんだよ、MyNaviさん"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

北大CoStepがAI人事評価システムによる異動の無効を主張する裁判劇実施

北大CoSTEPが、AIによる人事評価システムに関する紛争を題材にした裁判劇を行った。

場所は札幌の誇る札幌旧控訴院の法廷展示室。
Img_2334

人事評価の資料には、従業員の個人的な状況、家族構成などはもちろん、社内認証カードによる移動履歴、社内カメラの記録、メール記録などが含まれている。従業員の脈拍数とか、笑顔の数とか、会話の内容などをデータとして収集し、仕事への適性を判断するのである。
またAIのアルゴリズムは非公開であり、人間は、その人事評価の結果に従うというシステムだ。

続きを読む "北大CoStepがAI人事評価システムによる異動の無効を主張する裁判劇実施"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017/01/15

Law:外国語、特に英語で法令を周知させる必要性が改めて示されている

富士通がニフティを何処かの家電量販店に売り飛ばすという報道を見て、このココログも売り飛ばされるのだろうなと思うと、10年以上続けたmatimulogの継続インセンティブが益々失われるのだが、それはともかく、ドローンに関して外国人に規制がわかりにくいという記事に接した。

訪日外国人が日本の航空法に反してドローンを飛ばす理由

Himejichateau

ちょっと前に姫路城にドローンを落とした訪日外国人がいてけしからん的なニュースが流れたが、それはむべなるかなの事情がある。
要するに、こういうことだ。

続きを読む "Law:外国語、特に英語で法令を周知させる必要性が改めて示されている"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/01/05

arret:マンション管理組合は組合員に対して受任者として報告義務を負う

大阪高判平成28年12月9日判決全文PDF

1 権利能力なき社団たるマンション管理組合とその構成員たる各区分所有者との間のマンション管理に関する法律関係に対し,委任契約に関する民法645条(受任者の報告義務に関する規定)の類推適用が相当とされた事例。

2 上記の場合において,各区分所有者は,マンション管理規約に明文の定めがない場合であっても,民法645条に基づき,管理組合に対し,管理組合がマンション管理業務について保管している文書(会計帳簿の裏付けとなる原資料等)の閲覧及び閲覧の際の当該文書の写真撮影を請求する権利を有するとされた事例。

Temis1petite


委任の規定の適用ないし類推適用によるのか、またはマンション管理規約という自治規範が優先するのかという興味深い論点とともに、名簿閲覧に関してはプライバシー保護の要請により名簿閲覧請求権を定めた規約が無効となるのかという問題も提起されている。

続きを読む "arret:マンション管理組合は組合員に対して受任者として報告義務を負う"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/12/26

2016年の司法関係10大ニュースは?

日本裁判官ネットワークのページで募集されている。
全候補は上記ページで見てほしいが、ここでは10に絞りきれない候補を挙げて今年を振り返ってみたい。

(1月)
2 最高裁 結果的に暴力団への融資となった事案で,信用保証協会の信用保証有効の判断(調査義務を果たしているかが問題となった。)
(2月)
6 鞆の浦,埋立て撤回。県が申請を取下げ。景観保護をめぐる訴訟終結(広島高裁)
(3月)
☆10 最高裁 認知症患者のJR徘徊事故で家族に責任なしの判決 認知症患者の家族の監督義務について「総合判断」
☆☆☆14 大津地裁,関西電力高浜原発3,4号機運転差止めの仮処分決定


3月までは日本にいなかったので、あまり直接ニュースを見た記憶がなく、SNSとかで時間差をもって知ったものが大部分だ。14番は、かなり画期的な判断で文句なく三ツ星だが、10はどうかなぁ、結局監督義務があることはあるということになったわけだし、法的責任の有無という問題の切り取り方では限界があることを示したものと思う。

続きを読む "2016年の司法関係10大ニュースは?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/12/07

court:弁護士が法廷で他人の名前を書く

表記のようなニュースが弁護士さんたちの間で話題になっている。

弁護士「出頭カード」に他人の名前 東京地裁、不適切記載の再発防止求める 昨年以降、3件発覚
Avocatsmagistrats
要するにやり方が分かっていませんでした、ということのようだ。

今年5月には、裁判期日に若手弁護士が1人で出席。カードには、この弁護士が所属する弁護士法人の代表の名前が印刷されており、本来は若手が自分の名前を記入すべきところを代表の名前に丸をつけた。若手は「代表の名前に丸をすれば法人の所属弁護士が出席したことになると思った」などと話したという。

不適切ということにとどまっているが、弁護士会は、これが弁護士と裁判所との信頼に基づくシステムの崩壊につながるのではないかとおそれている。

東京弁護士会長は9月、「弁護士に対する信頼を前提として、身分証明を特段要求していない法廷実務の慣行を崩壊させかねない」とする緊急談話を発表、注意を呼びかけている。

続きを読む "court:弁護士が法廷で他人の名前を書く"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/12/02

action:ジェフ・ベックとジミー・ペイジが共演と聞いていったら、共演はなし

これはがっかりかも。

ジミー・ペイジ、なぜ演奏せず? 弁護士が賠償求め提訴

記事によれば、

主催者のイベント運営会社「KLab Entertainment」(東京都港区)は9月のチケット発売開始時、「世界3大ギタリストの2人、ジェフ・ベック氏とジミー・ペイジ氏が日本初共演を果たす」と宣伝。ロックファンの弁護士はこの共演を楽しみにチケットを購入、妻や友人らと参加したが、ペイジ氏はプレゼンターとして約2分間ステージに登っただけで、ベック氏との共演はなかったという。

ということであれば、まあ、不実告知ということになろうか。

Carnaval


続きを読む "action:ジェフ・ベックとジミー・ペイジが共演と聞いていったら、共演はなし"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/12/01

メモ:WELQ事件は

情報法的に見て、重大な事案だ。

Nikkei:モラルなし DeNA医療情報サイト

 

その記事の内容には問題が多かった。例えば「ラクトフェリン」という健康食品成分に関する記事では「放射能保護効果がある」「ヒト免疫不全ウイルス(HIV)にも効果を発揮する」などと記し、「肩こり」について解説した記事では、「霊のしわざかもしれません」などと、医学的に根拠がない情報が掲載されていた。

続きを読む "メモ:WELQ事件は"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/11/18

trial:公判中に被告人が被害者に暴行

ひどい事件だが、日本の法廷の構造はこういう可能性について甘すぎることが露呈したというべきだ。

asahi:公判中の被告、証言女性に詰め寄る 山形地裁鶴岡支部(11/12)
この記事では、遮へい措置を施して証言していた監禁被害者の女性に、被告人が近寄ったという内容であった。ところが、昨日からの報道では、もっとひどかった。

asahi:被害女性を法廷で襲った疑い、被告の男逮捕 山形(11/18)

酒田署によると、容疑者は11日午後4時15分ごろ、自らの裁判中、証人の女性の背後から右腕を回して首付近を絞めたり、左手で女性の髪をわしづかみにしたりして、首の捻挫や背中の打撲など約2週間のけがを負わせた疑いがある。
Unknown 上記12日付けの記事が裁判所への取材で明らかになったことだとすると、裁判所は全く正確な説明をしなかった、はっきり言って嘘付いたというべき内容だ。事態を軽く見せないと責任問題になるとでも思ったのだろうか?

続きを読む "trial:公判中に被告人が被害者に暴行"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧