京都造形芸術大学の公開講座「人はなぜヌードを描くのか、見たいのか。」に賠償命令
わいせつ作品上映で精神的苦痛、学校法人に賠償命令 ヌード美術史講座 東京地裁
「京都造形芸術大学(現京都芸術大学) 芸術学舎」による表記の公開講座を受講した女性が、わいせつな動画や絵画を見させられて精神的苦痛を受けたとして30万円の賠償請求認容判決を受けたようだ。
もっとも、この見出しから一般的に受ける感じは記事を読むとだいぶ中和される。
わいせつ作品上映で精神的苦痛、学校法人に賠償命令 ヌード美術史講座 東京地裁
「京都造形芸術大学(現京都芸術大学) 芸術学舎」による表記の公開講座を受講した女性が、わいせつな動画や絵画を見させられて精神的苦痛を受けたとして30万円の賠償請求認容判決を受けたようだ。
もっとも、この見出しから一般的に受ける感じは記事を読むとだいぶ中和される。
コロナ禍の副産物で学会のシンポジウムがオンラインで実施・参加できるところが増え、加えてアーカイブ化するところも増えてきた。
その中で、先日、2020年9月20日にZoomウェビナーで実施された日米法学会のシンポジウムも、アーカイブが公開された。
メディアはGoogleドライブで、誰でもアクセスできるということなので、ここにご紹介する。
日本学術会議の会員任命問題は、現制度になったときにその独立性尊重が共通認識で、総理大臣の任命は形式だけのものという説明の下で出来上がったことなのに、最近になって、やはり任命権者が実質的に選抜するという態度に変わり、制度発足時もそのつもりだったと嘘をついている点が問題。
この点に比べれば、今回の任命過程で菅首相自身が推薦名簿に赤を入れたか、それとも側近の官僚ないし政治家が推薦名簿を絞ったかはどうでも良い。首相が知らないうちに名簿が変えられたというなら問題だが、そうではなさそうだし、名簿は見てないという首相の発言もそういう意味ではあるまい。
成城大学は、いよいよ今週水曜日から授業が始まる。
新型コロナウィルスの対策で当初は3回ほど遠隔授業という予定であったが、前期はすべて遠隔授業ということになり、15回分に相当する授業をオンラインで行うことになった。
オンラインとか遠隔とかいっても、リアルタイムに講義を配信する同時通信型と、動画をアップして好きなときにみられるオンデマンド型とがありうるし、さらに双方向のやり取りを可能にするテレビ会議方式もある。これに加えて、動画ではなく音声ファイルをアップするラジオ講座型と、もうそういう音声とか動画とかなしに、紙媒体資料を学生に与えて自習させて、課題に答えさせる方式もありうる。最後の純粋紙媒体では、文科省がそれでも面接授業の代わりになると認めてくれなさそうだが、それしかできない先生もいそうであり、せいぜい、質問の機会を提供することがありうるかもしれない。
授業の特性により、どれが良いかは考えもので、通常の講義と同じことをやるのであれば同時配信型であろうが、大学の教室に来て座って話を聞くのと同程度の集中を学生に期待できるかという問題はあり、ちょっと私としては直ちにそれを採用することはためらわれる。
そこで、オンデマンド方式を基本に、ゼミのような同時双方向のやり取りが必要な科目はテレビ会議方式でやろうと思う。もちろん、途中で別の方式を織り交ぜても良いかもしれないが、基本はそれで行く。問題は、そんな動画を毎日いくつも見てたらパケ死する、ギガ死するという声にどう答えるかだが、予備的に音声+PDFでのラジオ講座方式も取り入れようと思う。
東京福祉大に私学助成金不交付 外国人留学生1600人超が不明
東京福祉大学はベトナム人やネパール人などの外国人留学生が行方不明となり、国の調査で、昨年度までの3年間にその数が1600人を超えることなどが明らかになりました。
この東京福祉大学について、文部科学省の外郭団体で私立大学への助成金を決定する「日本私立学校振興・共済事業団」が審査した結果、留学生の受け入れ態勢に問題があるなど大学の管理運営が不適切だとして、今年度の助成金を交付しないことを決めました。
また、土地取り引きをめぐる業務上横領の罪で元理事長が起訴された大阪府の学校法人「明浄学院」についても、今年度の助成金を交付しないことを決めました。
留学生が大量に行方不明になったという事件だと、昔の事件を思い出す。
今年読んだ3冊目は、昨年来の宿題だったもしも世界に法律がなかったら 「六法」の超基本がわかる物語
もしも法律がなかったら、ということで、憲法のない世界、民法のない世界、刑法のない世界、刑事訴訟法のない世界、民事訴訟法のない世界、そして商法のない世界を描いて、それぞれの重要性を際立たせようという企画である。
神奈川大学の教員免許状更新講習で、法教育の講習を体験参加した。
そのタイトルが「弁護士と学ぶ法教育〜アクティビティの体験を通して〜」というもので、神奈川県弁護士会を中心とする多数の弁護士が企画立案段階から関与して事例と問題を作成し、これに経験豊富な中学高校の先生たちも加わって、教員免許状更新講習に合致するようなプログラムに育てていく。そして、その中にはアクティビティと称して、いわゆるグループワークを駆使した学習方法を行う。
今回は、体験として、更新講習を受講する先生たちに混ぜてもらい、アクティビティの議論の中にも参加者として入れてもらった。その経験は、大学の法学教育にもとても貴重なものとなるというのが実感だ。
立法に関する嬉しいニュースと一応言えようか。
(追記)しかし、マスコミ報道を利用したとはいえ、無償化という言葉を安易に使うのは不当表示に加担し、場合によってフェイクだとのそしりを免れないものであった。謹んで表題から訂正します。
本日、ある高校に出張授業に出かける。
その際、高校生たちに法律学で問われる事例として、以下のようなものを紹介することとした。
ネットオークションで古着を買い、代金は電子マネーで支払った。ところが送られてきた古着は、ネットの写真と全く違う代物でとても着ることができない。返品したいけど、どうしたらいい?
SNSで知り合った人に紹介されたバイト先がブラックで、ちょっとしたミスを理由に罰金だとか言って約束のバイト代を払ってくれない。
こんなこと許されるの?
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)