2025/01/08

jugement:留置担当官が被疑者ノートを15分間持ち去った行為の違法性を認めた事例

札幌地判令和6年12月3日PDF判決全文裁判所判例Watch

Temis2 事案は、子供の監禁容疑で逮捕された母親が、被疑者弁護人の勧めに従って黙秘に転じた後にも取り調べが継続していた状態で、弁護人が差し入れた被疑者ノートについて留置担当官による持ち物検査で点検され、一部が破損して修繕が必要だからという理由で被疑者ノートを持ち去り、被疑者の見えないところに15分間置いていたというもので、原告は黙秘後の取調べの違法、接見内容を聞き出そうとした接見交通権侵害、被疑者ノートを閲覧した接見交通権侵害、そして15分間持ち去った点での接見交通権侵害を主張して国家賠償を求めた。

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2023/10/24

arret:オノアクト贈収賄事件に高裁も有罪判決

三重大学病院でオノアクトを多数発注するかわりに寄付をさせたという件が、高裁でも第三者供賄と詐欺で有罪判決となった。

(第三者供賄)
刑法 第百九十七条の二 公務員が、その職務に関し、請託を受けて、第三者に賄賂を供与させ、又はその供与の要求若しくは約束をしたときは、五年以下の懲役に処する。

北國新聞:三重大元教授、二審も有罪
薬剤巡る汚職、名古屋高裁

NHK:三重大病院元教授に2審も執行猶予付き有罪判決 名古屋高裁

 

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2022/11/14

Book:痴漢を弁護する理由

今年読んだ70冊目は『痴漢を弁護する理由

 

これは、弁護士がどのような思いで犯罪を犯した人の弁護をしているのか、そして裁判官や検察官はどのような思いでこれを取り扱い、被告人や被害者やそれらの家族がどのような思いでいるのかを、それぞれの視点から描き出した小説であり、読み応えのある力作であった。

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2022/02/28

Book:冤罪法廷

今年読んだ25冊目・26冊目は、ジョン・グリシャムの『冤罪法廷 上

 

ジョン・グリシャムはエンタメ系のリーガル・サスペンスから社会派法廷小説に軸足を移したと思うが、この作品はまさしく真骨頂といえる。 

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2022/02/24

Book:転がる検事に苔むさず

今年読んだ23冊目は検事を描いた『転がる検事に苔むさず

 

警察小説大賞の受賞作だそうで、ちょうど今日、その受賞第一作である『恋する検事はわきまえない』が出たようだ。 

作者は法曹や検察庁勤務経験者というわけではなく、新聞記者の出身のようだ。 

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