2021/11/30

Courts:林道晴裁判長の第三小法廷を傍聴

Img_1597 最高裁の弁論を傍聴するのは、まだ二度目なのだが、それでも林道晴裁判長の審理の進め方はびっくりした。

まずもって、傍聴人が法廷に入る時点で、既に当事者(といっても被上告人は欠席で上告代理人のみ)と裁判官四人、書記官は着席していた。

以前は傍聴人入廷後、10分近く待たされた後に廷吏が劇場よろしく「まもなく裁判官が入廷します」と告げて、起立して裁判官をお迎えしたのだが。先に入っていて上告代理人となにかしていたのであろうか。

その後、林裁判長は、自ら開廷を宣言し、被上告人欠席であること、上告代理人が上告理由書を陳述するかと確かめ、被上告人側は提出してある答弁書を擬制陳述の扱いにすると説明し、それから傍聴人と上告代理人に既に配っている説明書の事案の説明を行い、これについて補足することがあれば述べてくださいと上告代理人に促す。傍聴人に対して事案の説明をする裁判官は初めて見た。

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2021/02/25

Booklet:イマドキの裁判

今年読んだ12冊目は、以前に頂いたときに紹介した日本裁判官ネットワークの裁判官だから書ける イマドキの裁判 (岩波ブックレット)

 

 最近の裁判周りの話題について、淡々と裁判を担当する側の思いや考え方が解説されている。

 Q&A方式で、テーマ的には攻めた感じのものが多いが、それに対する回答は、極めて常識的というか、良い意味でも悪い意味でも裁判官らしいものとなっている。

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2020/11/24

不倫裁判の被告が非公開を望んでも・・・

誰にも知られず「不倫裁判」を終わらせたい 非公開にはできる?

弁護士ドットコムの上記記事は色々と考えさせられる。

裁判の当事者が、裁判の公開で自分が当事者となっていることを世間に知られるのではないかと恐れを抱くことは、気持ちとしては分かる。

ただでさえ、裁判所に訴えられること、被告と呼ばれることには、刑事裁判との混同も相まって悪い印象がある上、不倫の相手方に対する世間のバッシングの強さ(特に女性が不倫相手だと凄まじい、が例外もいるが)を思えば、世間にはもちろん周囲の人に知られたくないと怯える気持ちは分かる。

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