Booklet:イマドキの裁判
今年読んだ12冊目は、以前に頂いたときに紹介した日本裁判官ネットワークの裁判官だから書ける イマドキの裁判 (岩波ブックレット)
最近の裁判周りの話題について、淡々と裁判を担当する側の思いや考え方が解説されている。
Q&A方式で、テーマ的には攻めた感じのものが多いが、それに対する回答は、極めて常識的というか、良い意味でも悪い意味でも裁判官らしいものとなっている。
今年読んだ12冊目は、以前に頂いたときに紹介した日本裁判官ネットワークの裁判官だから書ける イマドキの裁判 (岩波ブックレット)
最近の裁判周りの話題について、淡々と裁判を担当する側の思いや考え方が解説されている。
Q&A方式で、テーマ的には攻めた感じのものが多いが、それに対する回答は、極めて常識的というか、良い意味でも悪い意味でも裁判官らしいものとなっている。
弁護士ドットコムの上記記事は色々と考えさせられる。
裁判の当事者が、裁判の公開で自分が当事者となっていることを世間に知られるのではないかと恐れを抱くことは、気持ちとしては分かる。
ただでさえ、裁判所に訴えられること、被告と呼ばれることには、刑事裁判との混同も相まって悪い印象がある上、不倫の相手方に対する世間のバッシングの強さ(特に女性が不倫相手だと凄まじい、が例外もいるが)を思えば、世間にはもちろん周囲の人に知られたくないと怯える気持ちは分かる。