2022/09/14

ポワチエの新裁判所見聞

パリもコロナ前に裁判所が新しくなっていたが、ポワチエもコロナ中に新裁判所ができていた。

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元は学校の建物を改装して作られている。

内部はこんな広間(Pas peudu)となっている。

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すりガラスの向こうが法廷である。パリと同様に、開廷している法廷は、その表示がタッチスクリーンパネルで表示されている。

 

 

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2022/09/05

パリ裁判所見聞

Img_3362_20220905204801 今回の出張の目的の一つは、新設されたパリの一審裁判所での審理のあり方を観察してくることであった。

建物自体が、コロナ直前にかつてのコンシェルジュリーとして用いられていたシテ島のPalais de justiceから、一審裁判所が新たなPalais de justiceに移転されていて、訪問しそびれたままコロナで渡航すら難しくなっていたが、今回ようやくその念願を果たすことができた。

場所はパリの北北西のペリフェリック上にあるPorte de Clichyにあり、地下鉄では13番と14番に駅があるほか、トラム3bの停留所も近い。

威容を誇る高さの建物だが、一審裁判所に用いられているのは、手前に張り出している6階建ての部分で、そこに各種の法廷がある。

一審裁判所と言っているのは、2020年から登場したTribunal judiciaireのことで、従来の簡裁と地裁が統合されてできたものだ。

そして当然ながら少額だったり日本で言えば家事審判になるような事件が多数係属して審理されるので、一人法廷が数多く設置されている。6階建ての中に、ガラス張りが大胆に取り入れられた開放的な、しかし狭い法廷が極めて多く配置されているのだ。

そして事件の表示は、各法廷の前に設置されたスクリーンに表示され、タブレット端末のように手でスクロールして見ることになっている。

ただし、そのスクロールはどうもうまく動かなかった。弁護士も動かそうとして舌打ちして苛立っていたので、例によって先進的だが使いにくいシステムを入れてしまったということなのだろう。

空いている法廷を探してうろつきまわっていると、機関銃を持った警察官に呼び止められてどこに行くのか聞かれたから、事件関係者ではなくて傍聴希望者だというと、親切に「この階の法廷は特に記載がない限り自由に見て良いから頑張って」と送り出された。

 

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2022/04/02

フランス・フィジャック近隣裁判所

フランス司法省のインスタで紹介されているフィジャックFigeac近隣裁判所の法廷は、1879年に建てられたものを全面リフォームしたもの。

近隣裁判所tribunal de proximitéというのは、日本で言うなら独立簡裁に相当する裁判所で、2019年までは小審裁判所と言っていたが、現在は日本の地裁に相当する司法裁判所の支部という位置づけになっている。

建物の外観は、古めかしい。

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フランス・ディジョン控訴院のテミス

フランス司法省のインスタが紹介しているのは、旧ブルゴーニュ高等法院parlementにして現ディジョン控訴院の法廷に描かれたテミス

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2021/10/15

最近買った本:現代フランス法の論点

岩村正彦・大村敦志・齋藤哲志編『現代フランス法の論点

 

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2021/03/05

Book:#AI・DXが変える現代社会と法

新刊のご案内。編者に弥永真生先生と山田剛志先生が並び、執筆者には山本龍彦先生の名前も見える(私も末席を汚している)AI・DX が変える現代社会と法が、完成して届いた。


 


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2021/01/07

Franceの弁護士専門証明書

Gazette du Palaisのサイトによれば、フランス弁護士連合会(CNB)が弁護士の専門性証明書を発行するための申込み窓口をオンラインで開いたそうだ。

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画像は、ツイッターのGaz.Pal.アカウントで出された証明書の映像。

この専門性表示は2012年から行われているが、そのオンライン申請が可能となったということ。

 

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2020/11/26

Web会議方式に対するプロテスト in France

フランスでは、刑事裁判で被告人を拘置施設に置いたまま「安全に」公判を開くため、ビデオ会議システムを用いるというオルドナンスに司法大臣が署名したことから、司法官組合や弁護士組合が抗議のデモを行っている。

 

"La justice n'est pas une réunion de copropriétaires" : le recours à la visioconférence aux assises inquiète les avocats

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写真は弁護士組合である。

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2020/11/18

C'est la vieフランス社会の分断と自由

FNNのパリ特派員報告で、黄色いベスト運動からコロナ禍に至るフランス社会を正確に伝えている。

 

ここで描かれているとおりではあるが、しかし分断という言葉がちょっと軽く使われていないか? 

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2020/10/22

フランスの重罪院ルポルタージュ Procédure pénale à la Cour d'assises de Paris

普段はカメラが入れない刑事裁判の現場を克明に捉えた裁判報道。

拘置所からの護送から、裁判所内の留置場、他方で陪審員候補者への説示、証人など。

今は新しい裁判所に移ってしまったパリの裁判所の内部が美しく記録されている。

なお、法廷が開廷すると、カメラは追い出される。この点は譲らないらしい。 

 

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