France司法官と弁護士との関係シンポ
3月23日に破毀院で開催されたJournée nationale de la relation magistrat-avocatの第3回シンポは、「拡張された法律家:明日のための倫理とは?」というテーマで、具体的には司法におけるAIの利用に関して様々な立場からの発言があった。
シンポジウムは、企画趣旨、基調講演2つ、そしてパネルディスカッション2つという構成で行われた。
3月23日に破毀院で開催されたJournée nationale de la relation magistrat-avocatの第3回シンポは、「拡張された法律家:明日のための倫理とは?」というテーマで、具体的には司法におけるAIの利用に関して様々な立場からの発言があった。
シンポジウムは、企画趣旨、基調講演2つ、そしてパネルディスカッション2つという構成で行われた。
1946年4月11日法律46-643号(女性の司法職への就任を可能とすることを目的とする)の制定80周年を記念して、 最高司法評議会、破毀院、および女性司法協会Association des femmes de justiceは、2026年4月10日9時半から13時の予定で、破毀院大法廷にてシンポジウムを共催する。
https://www.courdecassation.fr/agenda-evenementiel/80-ans-de-mixite-dans-la-magistrature
このシンポジウムは、破毀院の他のシンポと同様、YouTubeで同時配信され、アーカイブにも残される。
11月は女性に対する暴力防止月間であり、フランスでも色々な催しが盛り上がっているが、今日、11/22土曜日はフランス各地でデモやエクスポジションが行われた。
Violences sexistes et sexuelles: des manifestations organisées partout en France ce samedi @BFMTVより
このニュースはボルドーのデモの参加者インタビューであるが、ポワチエでもソロプチミスト・インターナショナルやアムネスティ、それに女性支援NGOなどが旧裁判所前でブースを開いていた。
フランス司法省は、2024年におけるフランス本土およびマイヨットを除く海外領土の25000人のフランス国民を対象として、インターネットと電話アンケートの二段階による意見調査を行って、フランスの司法に対する信頼度を調査した。
調査報告書 Enquête sur la justice en France (EJF)
Les Echosという新聞が、QS World Universty Rankingという大学ランキングにフランスの大学が35校ランクされ、うち4校が光り輝いているという記事を載せていた。
日本で大学ランキングというとTHEが最も有名だと思うが、それとは別である。
ともあれ、フランス人でも大学ランキングは気にするのだが、どちらかというとフランス人はランキング好きというか、雑誌などの特集では昔から住みたい街ランキングとかバカンス滞在先ランキングとかが溢れていたので、大学ランキングもその例というだけかもしれない。
それで、上記のランキングでフランスの第一位に輝いたのは、PSL(Paris Sciences & Lettres)という教育機関。これはパリ高等師範学校(Ecole Normal Supérieur)やパリ第9大学=パリ・ドフィーヌ大学など、多くの教育機関が集まって2010年に結成された大学連合であり、それ自体がUniversité de recherche Paris Sciences et Lettresという名称を持っている。
日本でも大学間の合従連衡はそれなりに存在するが、たとえて言えば、一橋大学とお茶の水大学と東京科学大学がその他多数の小規模大学も巻き込んで一つの大学連合となったようなものであろうか。
そういう存在なので、その全体を評価するなら、ランキングは多分相当に上るのも宜なるかなではある。
フランスに2年とか1年とか住んだことがあると言っても、知らないことはまだまだ沢山ある。
復活祭=イースター=パックの翌日の月曜は、ランディ・パックといって休日になることはよく知っていたが、聖霊降臨祭=Pentecôteの翌日の月曜日も、キリスト教国では一般に休日となる。
ところが、フランスでは、普段の仕事をして賃金を寄付するという日になったという。これは今日、街でばったりとあった知り合いのフランス在住の日本人に教えてもらったのだった。
なんでそうなった?
画像はPar Auteur inconnu — bibliothèque nationale du pays de Galles, CC0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=44768060
欧州人権裁判所2023年12月14日判決(ジャーナリスト組合連合対フランス)n° 41236/18
Dalloz Etudiant, Actualitéの2024年1月15日の記事によると、フランス破毀院(最高裁)の判事3名が、長年報酬を得て研修など行ってきた出版社を当事者とする労働紛争について判決に加わったことで、公正な司法の原則を損なったと判断された。
フランスが判決データをオープンにすることを決めてから、着実に実現に向けての作業をしていたらしい。
破毀院がJurilibreというサイトを開いて、ベータ版といいつつ1947年以降の全破毀院判決と最近の控訴院判決(民事のみ)を仮名化して公開し、付加価値も付けているようだ。
ぜひ、次のビデオを見てほしい。
コンセイユ・デタのサイトでは、「数字で見る2022年の行政裁判所」と題するパンフレットがダウンロードできる。
そこでは、コンセイユ・デタを最上級裁判所として、行政控訴院、地方行政裁判所、そして亡命中央審判院とでも訳すべき機関が一年間に処理する件数や人員配置、予算などが一覧表示されている。
コンセイユ・デタ 既済事件が9833件
行政控訴院の既済事件は31,981件
地方行政裁判所の既済事件は232,332件
亡命中央審判院の既済事件は67,142件
これらの件数はいずれも前年に比較して減少している。