2023/03/24
2022/10/28
jugement:コンサート出入り禁止措置の無効確認訴訟
コンサートのいわゆる出禁を言い渡されたのに対して、その無効確認の訴えを提起したという事例があった。
東京地判令和3年10月12日WLJ(令和元年(ワ)33942号)
当然ながら、訴えの利益が問題となる。確認訴訟だけに、原告と被告との間に法的な紛争があり、原告が確認対象とする訴訟物について既判力をもって判断することが原告被告間の紛争の抜本的な解決に有効適切であることと言えるかどうかが問題である。
コンサートの出禁というのが、この事例では、被告がマネージするグループの行うもので、反復継続して行われ、そのグループのファンが比較的小規模な会場でリピーター的に入場しているものであるから、そのファンであれば今後来てくれるなというのはかなりのダメージであろう。
Twitterの中毒患者がアカウント凍結されるようなものかもしれない。
それで、その措置の無効確認訴訟を提起したというのだが、果たして確認の利益は認められるのか? 裁判所は取り上げてくれるのか?
2022/07/23
2022/06/24
arrêt:犯罪歴のツイートを削除せよとの請求がツイッター社に対して認められた事例
旅館の女子風呂脱衣場に立ち入ったとして建造物侵入により逮捕され、罰金を支払った上告人は、その逮捕事実の報道記事を引用したツイートの削除を求めて、ツイッター社に対して訴えを提起した。
第一審は請求を認容したが、控訴審=原審は、グーグルに対する検索結果のプライバシー侵害を理由とする削除事件で最高裁が示した「明らか」基準といわれる準則に則って、プライバシーの利益と削除をしない利益の考量でプライバシーの利益が優越することが明らかとは言えないとして、請求を棄却した。
最高裁は、以下のように判断した(改行、引用裁判例省略などは引用者)。
個人のプライバシーに属する事実をみだりに公表されない利益は、法的保護の対象となるというべきであり、このような人格的価値を侵害された者は、人格権に基づき、加害者に対し、現に行われている侵害行為を排除し、又は将来生ずべき侵害を予防するため、侵害行為の差止めを求めることができるものと解される。
そして、ツイッターが、その利用者に対し、情報発信の場やツイートの中から必要な情報を入手する手段を提供するなどしていることを踏まえると、上告人が、本件各ツイートにより上告人のプライバシーが侵害されたとして、ツイッターを運営して本件各ツイート を一般の閲覧に供し続ける被上告人に対し、人格権に基づき、本件各ツイートの削除を求めることができるか否かは、本件事実の性質及び内容、本件各ツイートによ って本件事実が伝達される範囲と上告人が被る具体的被害の程度、上告人の社会的地位や影響力、本件各ツイートの目的や意義、本件各ツイートがされた時の社会的状況とその後の変化など、上告人の本件事実を公表されない法的利益と本件各ツイ ートを一般の閲覧に供し続ける理由に関する諸事情を比較衡量して判断すべきもので、その結果、上告人の本件事実を公表されない法的利益が本件各ツイートを一般の閲覧に供し続ける理由に優越する場合には、本件各ツイートの削除を求めること ができるものと解するのが相当である。
原審は、上告人が被上告人に対して本件各ツイートの削除を求めることができるのは、上告人の本件事実を公表されない法的利益が優越することが明らかな場合に限られるとするが、被上告人がツイッターの利用者に提供しているサービスの内容やツイッターの利用の実態等を考慮しても、そのように解することはできない。
arrêt:民訴教材:死者間の親子関係確認の利益が相続関係から認められた事例
上告人(原告)は、戸籍上の叔父と自己の祖父母との親子関係不存在確認を求め、検察官を被告として訴えを提起した。既に叔父も祖父母も故人であり、原審は訴えの利益がないとして却下した。
さて最高裁は?
2022/06/02
2022/06/01
arret:精神病院が拉致監禁に加担しているとの報道を見てしたツイートが名誉毀損とされた事例
東京地判令和3年10月21日<https://www.bengo4.com/c_23/n_13728/>
東京高判令和4年5月31日<https://www.bengo4.com/c_23/n_14548/>
精神科医で筑波大教授の斎藤環さんによるツイッターの一連の投稿が名誉毀損にあたるとして、東京都内の精神科病院が、斎藤さんに300万円の損害賠償などを求めていた裁判で、東京地裁は10月29日、斎藤さんに20万円の支払いを命じる判決を下した。
原告の精神科病院をめぐっては、ひきこもり状態にある人から「強制入院させられた」との訴えがあり、斎藤さんは同病院を批判するツイートを投稿していた。
この一審判決に対して双方が控訴して出された控訴審判決は、
「ケツモチ」が含まれる投稿(2020年6月15日の2つの投稿)については、〈病院が拉致監禁行為に協力していることにより暴力団やヤクザと同程度に悪性が強い組織であることをいうものであって、犯罪行為に加担する組織であることを表現を変えて述べている〉と判断した。
また、その他の投稿(2019年11月〜同12月の5つの投稿)についても一体として判断し、〈刑事告訴されたことそのものではなく、告訴事実である拉致監禁行為に協力したことを断定的に述べたもの〉としている。
かくして、1審の20万円の賠償命令を100万円に増額した。
2022/04/22
外国で結婚した日本人夫婦の婚姻届提出とその後の処理
映画監督の想田和弘さんと柏木規与子が挑んだ夫婦別姓訴訟判決(東京地判令和3年4月21日PDF判決全文)は控訴されずに確定したが、その後、婚姻届を再提出するというニュースが現れた。
別姓婚 日本も有効?婚姻届再提出 瀬戸内の夫妻 戸籍に記載求め近く
記事によれば、「東京地裁が昨年4月、判決で婚姻関係を認めた一方、戸籍への記載は具体的な判断をしないまま請求を退けた」ということから、東京で婚姻届を提出し、役所が受け付けないであろうから、改めて家裁に不服申立ての請求をする予定だという。以下、代理人弁護士の弁。
「地裁が婚姻関係を認めている以上、役所が応じなくても、家裁が受理を命じる可能性は十分にある」と予想。「そうなれば、裁判所で婚姻関係が認められながら戸籍に記載できていないという不合理な状態の解消につながる」
なるほど頑張って欲しいところだが、この記事にはかなりミスリードな部分があるので、上記の判決文を読んでみないとよく分からなかった。
2022/04/15
jugement:仲裁合意の効力が仲裁付託条項のある契約当事者以外の者にも及ぶとされた事例
建設工事紛争審査会への仲裁付託の合意が入っている建築請負契約において、直接の契約当事者である被告B社と、B社とはグループ企業の間柄で先に原告との契約交渉を行い、グループ内の業務分担の結果として契約当事者とはならなかった被告C社、そしてC社の下で契約交渉を担い、B社による契約の締結と履行に際してもB社に転籍して担当者となっていたAに対して原告が請負契約不履行を理由とする損害賠償を求める訴えを提起した。
被告らが本案前の抗弁として仲裁合意の存在を挙げたが、原告は仲裁合意が錯誤または通謀虚偽表示で無効であること、有効だとしても契約したB社以外のC社とAとには及ばないと主張して争った。
なお、本訴とは別に被告側から原告に対する仲裁裁定の申立てがなされており、仲裁廷の方でもその管轄が争われているが、裁判所の判断を待つということで仲裁手続は中止されている。
裁判所は、仲裁合意の有効性は認めた上で、それがBのみならずC社とAにも及ぶかどうかについては以下のように判示した。
2022/03/27
arret:夫婦別姓選択制のない民法・戸籍法は違憲だとする渡邉裁判官の意見
事案は、都内の3組の事実婚の夫婦と広島市内に住む女性とが、憲法に反して夫婦別姓を認めない民法と戸籍法の規定によって結婚ができず、不利益を受けているとして、立法不作為の違法を理由に国に賠償を求めたというもの。
原審の広島高等裁判所と東京高等裁判所は「夫婦がどちらの姓を名乗るかは協議による自由な選択に委ねられていて、規定が結婚を不当に制約するとは言えない」などとして、いずれも第1審に続いて憲法には違反しないと判断し、請求を棄却した。これに対する上告で、最高裁は決定により上告を棄却したが、渡邉恵理子裁判官が詳細な意見をつけ、夫婦別姓を認めない民法・戸籍法の違憲を論じ、この意見に宇賀克也裁判官も同調している。ただし、宇賀裁判官の理由は渡邉裁判官にではなく自分が以前に書いた少数意見に同じというものだが。
より以前の記事一覧
- jugement:確認の訴えが法律上の争訟ではないとされた事例 2022.03.17
- jegement:外国事業者に対する発信者情報開示請求が欠席判決で認容された事例 #データマックス #データミックス 2022.02.24
- arret:憲法53条に反する国会召集懈怠が国賠法上違法ではないとされた事例 2022.02.16
- jugement:はすみとしこ+リツイート者の名誉毀損が認められた事例(誤字訂正) 2022.02.11
- arret:法定重利の民法405条は不法行為に適用なし〜弁論を開いたが上告棄却した事例 2022.01.19
- 2021年重要裁判例ベスト10はこれだ(年末企画の結果ご報告) 2022.01.01
- 令和3年の重要判決はどれだ? 2021.12.29
- jugement:臓器移植の取材と番組放映は提供者遺族への不法行為となるか 2021.12.13
- arret:#六本木通り特許事務所 は商標として識別力なし 2021.04.28
- ARRET:B型肝炎の再発に関する損害賠償と除斥期間 2021.04.27
- arret:上場時の有価証券届出書の虚偽記載を見抜けなかった主幹事証券会社の責任が認められた事例 2020.12.24
- 京都造形芸術大学の公開講座「人はなぜヌードを描くのか、見たいのか。」に賠償命令 2020.12.05
- 民訴教材:父を定める訴え 2020.09.30
- arret:幼児の逸失利益について定期金賠償が認められた事例 2020.08.04
- arret:国賠の求償義務者複数は連帯債務を負う 2020.08.03
- jugement:SNSで自殺志願者を嘱託殺人 2020.04.07
- #消費者裁判手続特例法 による #共通義務確認訴訟、初判決、しかも勝訴! 2020.03.06
- SLAPP訴訟にまたまた断罪 2019.10.04
- 夫婦別姓の選択制を求める裁判で判決 2019.10.02
- 民訴教材:N国の訴え提起が不法行為とされた事例 2019.09.25
- jugement:同性カップルの事実婚 2019.09.19
- arret:子の引渡しの審判に基づく間接強制が過酷執行として許されないとされた事例 2019.05.09
- arret:性別変更に手術を必要とする規定の合憲性(追記あり) 2019.01.29
- arret:刑事訴訟関係文書の提出判断者 2019.01.26
- 民訴教材:裁量移送の申立てが棄却された事例 2019.01.13
- arret:判例の射程について最高裁と高裁との見解が食い違った事例 2018.12.26
- arret:接見交通権侵害が認められた事例 2018.10.25
- jugement:大量懲戒請求に損害賠償命令 2018.10.24
- jugement:民泊差止判決 2018.08.12
- jugement:ニセ医師に実害無しで執行猶予 2018.08.11
- jugement:弁護士会照会をしたことを不法行為とする賠償請求が棄却された事例 2018.04.05
- arret:民訴教材:直接主義違反 2018.04.01
- jugement民訴教材:事実の確認を求めた事例 2018.03.31
- 破産教材 財産隠し 2018.03.20
- decision:Instagramに対する発信者情報開示の仮処分 2018.03.03
- jugement:法テラスの代理援助は私法上の契約 2018.03.02
- action:警察保管映像に対する証拠保全 2018.02.27
- Arret:ハーグ子奪取条約実施法117条の適用により終局決定が見直された事例 2017.12.28
- jegement:マタハラ裁判 2017.12.23
- proc.civ.:民訴教材:時機に後れた攻撃防御方法の却下例 2017.07.17
- arret:条例の制定に対する不服訴訟 2017.06.27
- jugement:新カラオケ法理か 2017.05.11
- jugement:阪神タイガース優勝で単位あげるツイート事件 2017.02.15
- jugement:民泊行為が違法であるとして損害賠償認容 2017.01.16
- jugement:橋下市長の慰安婦発言・風俗利用推奨発言が損害を自治体にもたらしても、賠償義務はない 2017.01.06
- arret:任期付大学教員の雇い止めが適法とされた事例 2016.12.03
- decision:著作権法判例百選の差止め取消し 2016.11.13
- privacy:入れ墨調査拒否、大阪市2職員の敗訴確定 最高裁 2016.11.13
- arret:最高裁が括弧書きで実務運用を指示した事例 2016.10.30
- arret:弁護士会照会を拒絶しても弁護士会に対する不法行為とはならない(京野弁護士の解説追記あり) 2016.10.18
- jugement:ヘイトスピーチにまた断罪 2016.10.06
- decision:口コミサイトが商標権侵害に問われる(追記あり) 2016.09.22
- FRANCE関連で国際民訴の貴重な裁判例 2016.08.01
- arret:民訴教材・裁判の脱漏が問題となった事例 2016.07.20
- SNSでなりすまされない権利 2016.06.11
- arret:インカメラ手続を経て書類提出命令申立てを却下した事例 2016.06.06
- justice:食べログへの掲載を拒む権利はない 2016.06.02
- decision:同和地区リストのネット公開差し止め仮処分 2016.04.19
- jugement:日本語ドメイン名の不正競争行為による発信者情報開示 2016.04.06
- copyright:自炊代行違法判決が確定 2016.03.17
- arret:在特会のヘイトスピーチに高額賠償判決、上告容れられず 2015.12.10
- arret:民訴教材・和解による訴訟終了宣言に被告が控訴、請求一部認容はできるのか? 2015.12.01
- jugement:DHCが商標侵害、ドメイン名差止めで負けた事例 2015.12.01
- 民訴教材:公示送達が要件を欠いて無効だとされた事例 2015.11.25
- jugement:民訴教材・請求異議、即時確定の利益なし等 2015.11.21
- jugement:民訴教材・商標権の差押えと第三者異議訴訟 2015.11.02
- arret:法情報学教材として、傍論に決定要旨が指定されている例 2015.10.31
- 民訴教材:判決の更正 2015.10.30
- SLAPP訴訟に断罪 2015.10.29
- copyright:著作権保護対象でない絵の所有者に無断で複製を公開しても不法行為にはならない 2015.10.16
- decision:虚偽Tweetに発信者情報開示の仮処分 2015.10.14
- jugement:AV出演を強要、断ったら違約金を請求された訴訟のその後 2015.09.26
- arret:土地を法的根拠なく占有して20年、占有した者の勝ち 2015.09.25
- arret:一部訴訟救助に合わせて請求減縮した場合の訴額算定と訴えの適法性 2015.09.25
- arret:特定調停の効力と過払金請求権 2015.09.15
- decision:消費者庁の措置命令に効力停止決定 2015.08.27
- arret:有価証券報告書虚偽記載による株価下落の損害賠償算定基準 2015.07.23
- decision:グーグル検索に削除命令 2015.07.01
- arret:民訴教材・証書真否確認の訴えが却下された事例 2015.07.01
- arret:遺族補償年金の支給要件に男女差別が認められた事例(訂正追記あり) 2015.06.20
- arret:民訴教材・裁判の追加判決および判決取消しを求める訴えの適否 2015.06.02
- arret:弁護士会照会に報告を拒絶したことが違法として損害賠償が認められた事例 2015.04.25
- jugement:著作権に関する論文で著作者人格権を侵害した事例 2015.04.05
- decision:子の奪取に関するハーグ条約、また新判断 2015.03.26
- Fraud:詐欺破産罪の実例 2015.03.24
- decision:間接強制増額の実例 2015.03.24
- arret:後見開始審判や倒産手続開始決定を理由とする賃貸借契約解除条項は消費者契約法違反 2015.03.23
- jugement:予備校本に著作物性なし 2015.03.05
- arret:セクハラによる懲戒処分が有効と認められた事例 2015.02.27
- jugement:食べログ掲載を差し止める権利はない 2015.02.23
- jugement:民訴教材:証書真否確認の訴え却下例 2015.02.20
- jugement:特別清算中の会社が届出債権の不存在確認で勝訴した事例 2015.02.11
- jugement:プロバイダの情報削除義務違反を認め賠償命令 2015.02.06
- jugement:琉球王朝期の慣習的境界が現在の紛争解決に用いられた例 2015.01.29
- arret:確定判決の執行と仮処分の執行で板挟み 2015.01.28
- jugement:訴え提起を恥ずべき行為と非難したら名誉毀損? 2015.01.24
- jugement:クロレラの広告に差止判決 2015.01.21
- jegement:津波被害に教習所の責任を認める 2015.01.13
- privacy:個人情報漏洩で脆弱なシステムの責任をソフトメーカーに問う事例(追記あり) 2015.01.13
- 留学費用返還に関する裁判例 2015.01.12
- family:家庭内暴力の末の殺人 2014.12.04
- arret:直送の費用は訴訟費用にあらず(追記あり) 2014.12.02
- arret:2013参議院選挙は違憲状態 2014.11.26
- arret:生活保護打ち切りが違法とされた事例 2014.10.23
- decision:なりすましに対する発信者情報開示請求 2014.10.21
- jugement:ハズレ馬券の購入費が必要経費と認められる 2014.10.02
- jugement:録音録画されていない取調べの調書に信用性はない 2014.09.06
- jugement:民訴教材・二重起訴禁止により却下された事例 2014.09.04
- jugement民訴教材:確定判決後に同じ給付の訴えの利益がある場合 2014.08.23
- jugement:検索からの削除請求が棄却された事例 2014.08.07
- jugement:仮執行宣言付支払督促があっても給付の訴えの利益はある。 2014.08.05
- arret:産廃施設無効確認等の原告適格 2014.07.29
- jugement:「死ね」と書いたメールの民事責任 2014.07.19
- arret:DNA関係に基づく親子関係不存在確認が嫡出推定に勝てない事例 2014.07.17
- arret:独立当事者参加による再審申立ても独自請求が必要 2014.07.15
- jugement:民訴教材:第一回口頭弁論期日の変更申立てが認められなかった事例 2014.07.13
- jugement:ドメイン名紛争 2014.07.01
- jugement:蒼国来栄吉勝訴判決 2014.06.24
- arret:外国判決の執行判決を求める訴えと国際裁判管轄 2014.06.19
- jugement:羊水検査結果の見落としによりダウン症児が生まれた際の賠償責任 2014.06.12
- jugement:ドメイン名紛争 2014.06.12
- arret:再生手続と相殺 2014.06.09
- jugement:もう一つの遠隔操作事件 2014.06.06
- arret:国立大学法人に対する文書提出命令 2013.12.25
- arret:性別を男性に変更した者を父とする嫡出推定を認めた事例 2013.12.11
- jugement:エロサイトVsエロ雑誌の著作権争い 2013.12.11
- arret:死刑確定者=再審請求準備者と弁護人の秘密交通権 2013.12.10
- jugement:子ども取り違え事件で病院に賠償命令 2013.11.28
- jugement:琴光喜の解雇は正当 2013.09.12
- jugement:自炊代行業者の著作権侵害 2013.09.11
- arret:婚外子差別違憲決定 2013.09.05
- jugement:武富士が金融商品に説明不十分と主張 2013.08.19
- arret:ドメイン名使用差止請求権不存在確認の利益が否定された事例 2013.08.06
- jugement:弁護士会照会に応じなかったことの不法行為責任 2013.07.26
- 民法750条違憲訴訟が棄却 2013.07.04
- jugement:ニコ動を埋め込んだら著作権侵害等になる? 2013.07.02
- arret:生き残る「保全処分」という言葉 2013.06.26
- Bankruptcy:否認の対象は破産者の行為を要するか? 2013.05.31
- consumer:カード代金請求権が無効とされた事例 2013.05.24
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- arret:イレッサ薬害訴訟最高裁判決 2013.04.13
- arret:権利濫用新判例 2013.04.12
- arret:子の面会交流と間接強制 2013.04.02
- arret:刑事裁判における電子メールの扱い例 2013.03.05
- jugement:検察なうの八田さんに無罪判決 2013.03.01
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- 白い恋人vs.面白い恋人が和解 2013.02.13
- jugement:大道芸研究会のウェプページと著作権侵害 2013.01.07
- arret:将来給付の訴えの対象適格を欠くとされた事例 2012.12.22
- jugement:弁護士Vs.行政書士:泥沼化した紛争 2012.12.15
- jugement:主観的予備的併合を適法と認めた事例 2012.12.12
- jugement:共有物分割訴訟 2012.12.11
- arret:公務員の政治的行為に合憲的限定解釈 2012.12.08
- jugement:権利能力なき社団が「消費者」と認められた事例 2012.12.05
- jugement:親族相盗免除の具体例 2012.12.04
- arret:銀行同士の取引で信義則上の情報提供義務違反が認められた事例 2012.11.28
- jugement:スカイマークは空港使用料を払わない 2012.11.27
- news:選挙差止は却下 2012.11.27
- minso:請求の放棄・認諾 2012.11.08
- arret:反対意見が付されたことを判示事項に記した例(URL記載正犯事件) 2012.10.21
- jugement:競売で買った土地が、実は存在しない土地だったという話 2012.10.21
- arret:弁護士の受任通知が支払停止と認められた事例 2012.10.20
- jugement:告訴状の放置について、口頭の告訴があったと認めた事例 2012.10.03
- arret:賃料債権差押え後に賃貸借契約が終了 2012.09.05
- jugement:強盗殺人とデジタル・フォレンジック 2012.08.31
- jugement:いわゆるホームページリースのリース料支払い拒絶 2012.08.01
- jugement:暴力団賛美コミックの撤去要請は違憲か? 2012.07.10
- arret:刑事確定記録の閲覧につき保管検察官の裁量権逸脱を認めた事例 2012.07.02
- arret:内部告発者の左遷を違法とした高裁判決が確定 2012.06.29
- arret:仮執行宣言に基づく執行を控訴審は顧慮しない 2012.04.06
- arret:沖縄返還密約文書開示請求控訴審判決・匿名化の限界 2012.03.23
- jugement:シャル・ウィ・ダンスの振付に著作権はあるか? 2012.03.15
- jugement:判例集に実名が載って名誉毀損と・・ 2012.03.12
- arret:安全配慮義務違反の賠償でも弁護士費用は請求可能 2012.02.24
- arret:医師は鑑定により知り得た事実も守秘義務を負う 2012.02.17
- arret:電子モールは出店者の商標権侵害に責任を負うか? 2012.02.16
- arret:形式的競売にも消除主義と剰余主義が適用される 2012.02.11
- arret:ヤミ取り立て屋の手口に断罪 2012.02.10
- arret:犬の気持ちは裁けるか? 2012.02.06
- arret: 痴漢冤罪、民事その後 2012.02.04
- arret:ピンク・レディーのパブリシティ権侵害が認められなかった事例 2012.02.02
- arret:民訴教材:246条違反の例 2012.01.31
- arret:民訴教材:不熱心訴訟追行で控訴取り下げ擬制 2012.01.30
- arret:非嫡出子相続分差別の違憲判決by名古屋高裁 2012.01.28
- arret:君が代不起立を理由とする減給処分は違法 2012.01.16
- arret:公序良俗違反・新判例 2011.12.16
- jugement:権利能力なき社団の当事者能力が認められた事例 2011.12.14
- jugement:グヌーテラ利用者の発信者情報開示請求認容 2011.12.06
- arret:弁済者代位が財団債権にも及ぶ事例 2011.11.23
- jugement:司法書士法人の名称は登録商標 2011.11.04
- CAさんの辞めさせ方by JAL 2011.11.01
- arret:デート商法+換金商法でも信販会社はセーフ 2011.10.25
- arret:競売請求認容判決の判決効の主観的範囲 2011.10.21
- arret:文書提出命令新判例:綱紀委と自己専用文書 2011.10.19
- jugement:URLを非公開にすれば秘密管理性があるか? 2011.10.07
- arret:内部通報者を不当に処遇するオリンパスに鉄槌 2011.08.31
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