2018/10/25

arret:接見交通権侵害が認められた事例

最高裁判所が人権の砦だとかいう信用はすっかり地に落ちているのだが、それでもこういう判断で高裁の判決をひっくり返すあたりは、期待が持てる存在なのであろうか。

最判平成30年10月25日判決全文PDF

保護室に収容されている未決拘禁者との面会の申出が弁護人等からあった場合に,その旨を未決拘禁者に告げないまま,保護室収容を理由に面会を許さない刑事施設の長の措置は,特段の事情がない限り,国家賠償法上違法となる

保護室というのは、刑事収容施設法79条に定められた、以下のような場合に72時間以内を原則として収容する拘置所内の特別な部屋である。

一 自身を傷つけるおそれがあるとき。

二 次のイからハまでのいずれかに該当する場合において、刑事施設の規律及び秩序を維持するため特に必要があるとき。

イ 刑務官の制止に従わず、大声又は騒音を発するとき。

ロ 他人に危害を加えるおそれがあるとき。

ハ 刑事施設の設備、器具その他の物を損壊し、又は汚損するおそれがあるとき。

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2018/10/24

jugement:大量懲戒請求に損害賠償命令

<大量懲戒請求>在日弁護士への名誉毀損認定 男に賠償請求

北先生や佐々木先生のようなとばっちり型ではなく、人種差別・民族差別型といえようか。

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2018/08/12

jugement:民泊差止判決

マンション民泊 差し止め命令 
東京地裁 規約で禁止後も営業で

マンション管理組合が、規約の改正により禁止した民泊行為を差し止める訴えが認容されたというものである。

判決の日付は不明。

当然の判断ではあるが、注目できるのは以下の点。

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2018/08/11

jugement:ニセ医師に実害無しで執行猶予

無免許で整形手術に猶予刑 高知地裁判決 患者に被害なし

量刑相場なんて全然知らないが、こういうものなんだろうか?

医師免許を持たずに美容整形手術を行ったとして、医師法違反などの罪に問われた高知市本町1丁目の「西武クリニック」元職員の男性B被告(62)=名古屋市天白区=の判決公判が9日、高知地裁であり、山田裕文裁判長は懲役2年、執行猶予4年、罰金80万円、追徴金6万9120円(求刑懲役2年6月、罰金80万円、追徴金6万9120円)を言い渡した。

判決などによると、男性B被告は同クリニックを経営していた香美市土佐山田町山田の男性A被告(72)=有罪判決済み=と共謀し、2016年2~8月、高知市内の女性(50)ら5人に対し、まぶたを二重にする手術などを行った。また、2人の女性にやせ薬として向精神薬を譲り渡した―としている。


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2018/04/05

jugement:弁護士会照会をしたことを不法行為とする賠償請求が棄却された事例

非常に興味深い事例である。

京都地判平成29年9月27日PDF判決全文

事実関係は込み入っているが、かいつまんで言うと、同族会社の元社長の息子が勤務実態もないのに給料を得ていたとして、会社が元社長に会社法423条の責任を追及した訴訟で、一審は請求棄却となったので、控訴審で会社側代理人が弁護士会を通じてその息子の確定申告書10年分を関与税理士に提出するよう、弁護士会照会をした。税理士はこの照会に応じて確定申告書を弁護士会に提出し、これを入手した会社側代理人が上記の訴訟で勤務実態のないことを立証し、会社は逆転勝訴した。
そこで、息子が、自身の確定申告書を提出した税理士に守秘義務違反であるとして損害賠償を求め、この訴訟は一審で請求棄却となったものの、控訴審で守秘義務違反の不法行為が認められ、請求認容となった。この事自体も注目に値するものではある。
それとは別に、息子が、守秘義務違反となるような報告を求める弁護士会照会をした事自体が不法行為であると主張し、照会元の弁護士会を訴えたのが本件である。
Temis1


これに対して浅見コートはどう答えたか?

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2018/04/01

arret:民訴教材:直接主義違反

読売新聞:別の裁判官が判決文に署名…控訴審判決を破棄

最判平成30年3月30日は、原判決に署名した裁判官が口頭弁論に関与していなかったとして破棄し、差し戻した。

関係する条文は以下の通り。

第二百四十九条 判決は、その基本となる口頭弁論に関与した裁判官がする。(二項以下略)
第三百十二条 (一項略)

2 上告は、次に掲げる事由があることを理由とするときも、することができる。ただし、第四号に掲げる事由については、第三十四条第二項(第五十九条において準用する場合を含む。)の規定による追認があったときは、この限りでない。

一 (略)

二 法律により判決に関与することができない裁判官が判決に関与したこと。(三項以下略)

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2018/03/31

jugement民訴教材:事実の確認を求めた事例

東京地判平成30年3月26日判決全文PDF

「被告の作品(昭和39年にテレビコマーシャルフィルムの企画制作の発注を被告から受けて広告代理店大広放送制作部Aチームが企画制作した作品であるテレビコマーシャル)につき,原告が制作した事実を確認する。」との請求の趣旨を立てて、却下された。
Temis2
「やめられない,とまらない,かっぱえびせん」との誰でも知っているコマーシャルに関するものである。

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2018/03/20

破産教材 財産隠し

重文の資産隠しで元会社役員に有罪 東京地裁
重文の資産隠し
短い記事なので推測を交えるが、破産者が京都国立博物館に預けていた国指定重要文化財の「紙本著色源宗于像」など、所有していた7点(計7億9600万円相当)を、管財人に所在不明と偽って隠していたというのである。

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2018/03/03

decision:Instagramに対する発信者情報開示の仮処分

ツイッターで清水陽平先生が書いている。

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2018/03/02

jugement:法テラスの代理援助は私法上の契約

東京地判平成29年9月8日判決全文PDF

法テラスの代理援助不開始決定について、取消訴訟と義務だけ訴訟を提起した事例である。

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