Book:真夜中法律事務所
今年読んだ2冊目は、五十嵐律人さんの『真夜中法律事務所』
五十嵐弁護士らしいファンタジー法律小説で、今回は成仏しない霊が見える法曹が登場する。
成仏しない霊というのは、犯罪被害者で、加害者が正当な裁きを受けていない間、成仏できないという設定であり、幽霊だけあって物理的には接触できないのだが、不断は最期の場所から動けないのに夜だけはあちこちに出没できるというものである。
当然、刑事裁判が誤っていれば、有罪判決が出ても被害者は成仏できないでいる。そうすると霊が見える弁護士は真犯人の検挙を求めることになるという寸法だ。
これまでの作品でもそういうところがあるが、五十嵐さんは、法律の器を用いながらファンタジーを書きたいということであって、ファンタジーな世界の中での法律問題を扱いたいということではなさそうなのだ。
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