Book:隠蔽捜査シリーズ3.5,4,5
今年読んだ8〜10冊目は、『初陣〜隠蔽捜査3.5』『転迷〜隠蔽捜査4』『宰領〜隠蔽捜査5』
引き続き、今野敏の隠蔽捜査シリーズである。
『初陣』は、まだ竜崎伸也が警察庁にいた時の伊丹俊太郎が、福島県警察本部の刑事部長から警視庁の刑事部長に異動になるところから始まる。
薩摩長州閥というのが未だに残る警察組織内での福島県警察の微妙な立場から、私大出身キャリアの微妙さをあわせもつ伊丹が、警視庁刑事部長で初陣を飾るというのが本書表題となっている。
次いでレギュラー作品の『転迷』は、外務省職員の殺人死体発見から始まり、管轄内でひき逃げが発生し、それが殺人事件に発展、さらに娘の交際相手の出張先で飛行機墜落事故が起こって心配になるという事件の重なりから、主に外務省や外事警察が絡み、さらに麻薬取締関係で厚労省も絡んでくるという盛りだくさんぶりである。
そして『宰領』は、国会議員の行方不明事件で誘拐ということになり、竜崎・伊丹の後輩キャリアで警察を退職した田切がその秘書をやっているという設定で事件が動く。
『初陣』のエピソードは伊丹が主人公なので、竜崎は一種の安楽椅子探偵のような立場で登場するが、それ以外は、腰を落ち着けることのない署長ぶりをいかんなく発揮している。
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