cinema:でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男
今年見た3本目の映画は「でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男」
予備知識無しで見たので、まんまと術中にハマった。
綾野剛が、思いっきり残酷な暴力教師も小市民的なところのある善良な教師の両方を見事に演じ分けられる事が分かったし、また柴咲コウも、普段の魅力的な目力が、筒井康隆の「走る取的」を彷彿とさせるような不気味さを全開させられることも分かった。
その他、日本社会を象徴するような、下には高圧的に振る舞いつつ対社会には事なかれ主義でとにかく穏便に済ませようとする校長、教頭と、児童に自殺強要までしたとされた教師に殺到するメディアが登場し、これに対して特別優れたヒーローというわけでもない普通のロートル弁護士小林薫と綾野剛の妻・木村文乃が「殺人教師」の汚名挽回の支えとなる、そんな物語であり、法廷劇でもある。
なお、法廷シーンは、モンスターペアレントが殺人教師たる綾野剛と学校設置者の市に対する損害賠償請求であり、それとは別に教育委員会が停職6ヶ月の懲戒処分を下して、綾野剛がこれに対する不服申立てもしているようであった。
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