cinema:朝がくるとむなしくなる
カーテンレールが直せなかったり、生活力のなさそうな女の子の日常が淡々と描かれる中で、中学時代の同級生と再開した辺りから物語が動き始める。
ネタバレを避けるとすごく難しいのだが、フランスの映画館でこれを見て、フランス人にどんな風に受け止められただろうかと思う。
例えば、ブラックな会社から逃げるように退職してコンビニのバイトをしつつ、そのことを親にも言えないでいるという状況は、果たしてフランス人に理解されるか。コンビニのバイト仲間がとてもポジティブなのに眩しくも、気後れしてしまう自己肯定感の低さが、愚痴を聞いてもらえる友だちができることで一歩前に進めるようになったとか、日本の大人たちにも果たして理解されるかどうか疑問だが、フランス人にはより一層、理解が難しいのではないか。
ポワチエの映画館ディートリッヒでは、今週から日本映画祭で、日替わりで上映される現代日本映画の一つである。
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