謹賀新年2026
新年あけましておめでとうございます。
2025年には、勤務先の成城大学から在外研究の機会をいただき、4月より今年の3月までフランスのポワチエにて研究専業の生活を送っております。
ポワチエは、パリから速いTGVであれば1時間半、南西のボルドーの方向で、古城で有名なロワール地方のやや南にあります。ちょうど10年前の2015年から2016年にかけて北海道大学から在外研究の機会をいただいたときも、ポワチエ大学を拠点としました。今回も同じポワチエで、しかも住んでいる場所が10年前のアパルトマンの向かいです。この住居はポワチエ大学准教授の友人に紹介してもらったところで、Jean Carbonnierの旧居という由緒ある建物です。
10年前は、ポワチエ大学の授業に参加し、フランス語を学ぶのはもちろん、法学部の1年生向け民法の授業やゼミ(Travaux dirigés)、上級生向けの行政争訟法、そして民事訴訟法や民事執行法などの授業に出席して学ぶ毎日を送りました。
しかし、今回は大学の授業に出ることはせず、フランスおよびヨーロッパの各地で開催されるシンポジウム(Colloque)や講演会、パネルディスカッション(Table ronde)などに参加し、時には報告したり司会を務めたりしております。
また、フランス人との対話の中で日本法・日本文化に対する興味がある人でも日本法の内容はほとんど知られていないことも痛感し、フランス人向けの日本法入門テキストを書いて、紹介に努めております。
さて、生活面では、日本と同様に気候変動の影響でヨーロッパの多くで猛暑(Canicule)となり、フランスでは5年ぶりの暑さということでした。ここポワチエでも、普通のアパートではクーラーがないのがまだまだ当たり前です。家電量販店はクーラー特需で喜んでましたが、設置サービスの人手が足りず、買っても夏の間に設置できないという有り様です。日曜日と月曜日が休館日の市立図書館が避難所としてクーラー付きで開放されるなど、暑さ対策が行われていました。
また各地で山火事のニュースが流れていました。マルセイユ近郊では、ちょうど山火事が発生したところに居合わせ、市内が焦げ臭い煙で視界が悪くなるほどでした。
とはいえ、フランスの緯度は基本的に高いので、夏は短いです。6月に猛暑が始まり、7月には一旦収まり、7月下旬から再び暑さがぶりかえしたものの、8月下旬にはかなり秋風がたつようになりました。
在外研究期間は3月末までですので、残すところ4分の1年です。既に来年度の授業準備などを求められていますが、フランスでできることを実行し、在外研究の実りを豊かにしたいと思います。そして2026年度からの研究教育に活かしたいと考えております。
フランス・ポワチエにて
2026年1月1日
町村泰貴
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