Book:檜垣澤家の炎上
今年読んだ46冊目は、『檜垣澤家の炎上』
このミス第3位ということで、ミステリーとなるのはいつかと思いながら読み進めていって、なるほど最後は確かにミステリーであったとなった。
妾の子である主人公が、母親の死後に、父親の家から金を引き出そうとする第三者に連れられて父親の家に行き、そこで引き取られるという話から始まる。
そのような境遇であるから、その家の全員から鼻つまみ者にされるかと思えば、そうでもなく、父親の孫娘たちがそれぞれの思惑から主人公を妹のように扱い、父親の本妻もその娘もなんとなく公平な扱いとでもいうような接し方を主人公にする中で、主人公は必死に生きる術を身に着けて成長していく。
やがて、家の内外に味方ができていくあたりから、ミステリ味が深くなっていく。
そういうわけで、最初はおしんか、などと思いながら読み進めていって、後半は寝不足の原因となるくらいのめり込んでしまった。
解説によれば、伏線がたくさん惹かれているらしいので、もう一度読んでみよう。
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