Cinema:A Normal Family
今年見た14本目の映画は、韓国のA Normal Family
これは確かNHKの特選エンタで紹介されていたのを見た覚えがある。
普通の家族といっても、兄は弁護士、弟は医者、それぞれ高級マンションに住む金持ち一家で、それぞれの子供達が歪んで育つという話である。
しかしまあ、その中で見どころは、弁護士=悪い奴の味方、黒も白と言いくるめたり、被害者のことを顧みることなく加害者の責任を軽くするように努める奴ということで、大変、非倫理的な存在として兄の方は描かれ、他方で医師=命の恩人、献身的に患者の治療に当たる、患者に金が無いとか治療費を払えないとかいうことを気にするのは恥ずかしいこととして最善の治療を尽くす、そういう存在として弟は描かれる。
そんな二人が、子どもたちの不祥事を前に、どういう行動に出るのか、それがこのドラマの見どころである。
ともかくも、兄の弁護士が最初に故意の交通事故で人を轢き殺し、娘にも重症を負わせた金持ちの息子を、その親からの依頼で釈放させてやり、他方でその重症を負わされた娘は弟の手術を受けて一命を取り留めるところから始まる。この故意の交通事故が後々まで響いてくるのだ。
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