Book:ケマル・アタテュルク
今年読んだ2冊めは中公新書のケマル・アタテュルク
トルコ共和国の父として知られる人物だが、最初から圧倒的なカリスマであったわけではない。むしろ、フランス革命におけるナポレオンのような感じであろうか。もう少し前から革命を担っていたというべきかもしれないが。
トルコが西洋法を翻訳的に継受したという点で、日本と似ていると感じていたのだが、実際にはオスマン帝国時代の末期にスイス法をベースとした法体系を受け継いだようだ。
フランス法だと思っていたのは、間違いだっただろうか。
ともあれ、アンガラにはまだ行ったことがないので、行きたくなった。
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