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今年読んだ31冊目は『ヒポクラテスの誓い』
中山七里の作品で、どんでん返しの帝王の香りもやはり漂っている。
物語は、司法解剖を積極的に引き受けている法医学教室に送り込まれた研修医が、ワンマンなボス教授とこれに帰依する外国人准教授に引き回され、それに警察とか、研修医の指導医であった他科の教授とかが絡んでくる。
そしてワンマンなボス教授は、ある目的を持って積極的に解剖による死因究明を進めるのだが、そのことが主人公というか舞台回し的な研修医の心の成長に繋がっていくという表のストーリーと並行して進んでいくあたりが著者らしい。
2023/09/22 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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