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今年読んだ20冊目は、『デフ・ヴォイス〜法廷の手話通訳士』
今年の冬にNHKでドラマ化されるということで存在を知ったが、なんとなくデジャビュに囚われてしまう。
もちろん法廷通訳という仕事がメインの話かと思って買ったのだが、実際はそうではなかった。
手話通訳ができること、その経験は、この物語の重要な要素になるのだが、メインテーマはどちらかというとろう者と聴者がいる家族の話であり、主人公がそこに強く鬱屈を抱えているがゆえに、他の同様の境遇の人と複雑に絡み合ってしまうという物語である。
そして法廷通訳といっても取り調べ通訳も兼ねるし、従って刑事訴訟が中心となる。
2023/07/28 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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