Cinema:オット―という男
今年見た3本目は、『オット―という男』
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NHKあさイチで紹介されていたので、Winnyのついでに衝動的に見てきた。
しかし良かった。トム・ハンクスが愛妻を忘れられずに死にたいと思う頑固親父を怪演し、旧来の友達や新来の友達、そして妻の教え子などとの人間関係を再建していく物語には、地味だけど感動させられる。
そしてSNS時代であり、所有者さえも追い出そうとする不動産会社の横暴にはSNSが活躍するというオチもある。
肝心の妻との思い出は、映画の中ではトム・ハンクスの息子が演じている青年時代のシーンが全てで、どうやら事故で歩けなくなったらしいということは出てくるが、その彼女とどんな幸せな人生をトム・ハンクスが送ったのかは、想像に委ねられている。彼の中では、いつまでも出会った頃の面影のままということなのかもしれない。
最後に日本政府の自殺予防メッセージが出てきたが、この映画自体が自殺予防メッセージでもあろうから、やや屋上屋感はある。
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