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今年読んだ14冊目は『ジャンヌ』
ジャンヌ・ダルクの話ではなくジャンヌ・ダルクにちなんで名前を付けられたロボットの物語。
アシモフのロボット三原則を改正したAIロボット三原則でも、いずれにしても人は殺しても見殺しにしてもだめなのだが、にもかかわらずロボットが使用者を殺害したという事件について、それはなぜかを解き明かす物語である。
アシモフの場合は最後は人間を人類に読み替えてロボットが創造主になってしまったが、さあ、こちらはどうか。
それにしても、邪悪な人間はまず人殺しの道具としてロボットを開発するというのが現実の姿であり、アシモフが人間に期待したところを全く達成できていないのが我々現実の人間というわけだ。
2023/03/19 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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