数字で見るフランス行政裁判所の2022年
コンセイユ・デタのサイトでは、「数字で見る2022年の行政裁判所」と題するパンフレットがダウンロードできる。
そこでは、コンセイユ・デタを最上級裁判所として、行政控訴院、地方行政裁判所、そして亡命中央審判院とでも訳すべき機関が一年間に処理する件数や人員配置、予算などが一覧表示されている。
コンセイユ・デタ 既済事件が9833件
行政控訴院の既済事件は31,981件
地方行政裁判所の既済事件は232,332件
亡命中央審判院の既済事件は67,142件
これらの件数はいずれも前年に比較して減少している。
これを裁く裁判官の数は
コンセイユデタが239人(女性34%)
行政控訴院と地方行政裁判所は1,248人(女性50%)
そして、Télérecoursという行政裁判所の電子申立てシステムを用いた申立ては224,722件であり、そのうち24,410件は本人訴訟での電子申立てである。
平均審理期間は、地方行政裁判所で9ヶ月20日、控訴院で11ヶ月18日だそうである。
コンセイユデタは裁判機関であると同時に法令の審査機関でもある。日本の内閣法制局にも擬せられる。その審査意見は、年間1082件であり、こちらは意外と少ない印象だ。
最後に、調査研究報告書も2件出していて、その一つがAI、もう一つはソーシャルネットワークについてである。
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