フランス判決オープンデータ(ベータ版)
フランスが判決データをオープンにすることを決めてから、着実に実現に向けての作業をしていたらしい。
破毀院がJurilibreというサイトを開いて、ベータ版といいつつ1947年以降の全破毀院判決と最近の控訴院判決(民事のみ)を仮名化して公開し、付加価値も付けているようだ。
ぜひ、次のビデオを見てほしい。
フランスが判決データをオープンにすることを決めてから、着実に実現に向けての作業をしていたらしい。
破毀院がJurilibreというサイトを開いて、ベータ版といいつつ1947年以降の全破毀院判決と最近の控訴院判決(民事のみ)を仮名化して公開し、付加価値も付けているようだ。
ぜひ、次のビデオを見てほしい。
その答えがこちら。
適格消費者団体とは、消費者保護の観点から、消費者の権利や利益を守るために設立された民間の非営利団体のことです。適格消費者団体は、消費者の利益を代表して行政当局や企業と交渉し、消費者保護に関する法律や規制の制定や改正に関与することがあります。
具体的には、適格消費者団体は、商品やサービスの品質や安全性に関する情報提供や、消費者の権利に関する啓蒙活動、消費者トラブルの解決支援など、様々な活動を行っています。また、裁判所での消費者訴訟や、消費者が困難を抱えた場合の仲裁や調停にも関与しています。
適格消費者団体は、政府からの認定を受けた団体でなければならず、一定の要件を満たしている必要があります。たとえば、団体の目的が消費者保護に関するものであることや、団体が独立性を持ち、政治的な圧力を受けずに活動できることなどが求められます。
ほぼほぼ正しい線をついているが、肝心な点が抜けているな。
Yahoo!ニュース経由の朝日新聞によると、弁護士ドットコムがChatGPTを使って法律相談を実施するそうだ。
弁護士ドットコムでは、これまで本物の弁護士を使って、一般からの法律相談に回答をさせるというフォーラムを運営してきて、その質問と回答例が100万件以上蓄積されている。これを人工知能に学ばせることにより、ChatGPTが日本の法律問題を質問すると過去の弁護士回答に準拠した回答が出てくるというわけだ。
ただし、日本の弁護士法は弁護士・弁護士法人以外の法律相談など法律事務を有償で行うことを禁止しているので、当面無料とのこと。また法律は変化するので、古い法律を前提とした回答の通用力にも疑問は残る。例えば100万件の大多数は、瑕疵担保とか時効中断とか法定利率が5%とか言っているに違いないし、錯誤は無効とかも言っているに違いない。そういった改正前の回答を自動的にバージョンアップする技術も構築してくれると、これはこれで凄いことになりそうである。
ChatGPTは基本的にアメリカというか英語圏での情報を元にしているので、日本法固有の問題は聞いてもデタラメをもっともらしく答えるということが多いようだ。たまたまうまくいくとすると、それはアメリカにも同じ問題があって同じように考えられているから。
そこで、こんな問題だったら国に関わらず回答が得られるのではないかというものを試してみた。
「AIは民事裁判の結果を予想できますか?」下手な英語で聞いたのだが、回答は次のようなものであった。
AIは民事裁判の結果を予測するために利用できる可能性がありますが、この技術の利用にはいくつかの限界と課題があります。
紀伊國屋書店に行ったら、「木曜日は本曜日、書店に行って素敵な出会いを」というアナウンスが土曜日にも拘らず流れていたが、素敵な出会いの方は実現した。
これは法廷弁論を題材とした古代ギリシア、特にアテナイの歴史と政治、法を伝える本である。
70年余りの歴史でわずか10件しか事件を処理せず、前回の事件からもう10年ぶりという裁判官弾劾裁判が開かれているので、傍聴希望を出してみた。
すると、
このたびは罷免訴追事件(令和3年(訴)第1号第3回公判 令和5年2月8日
午後2時00分開廷)の傍聴に御応募いただきまして、ありがとうございました。
厳正な抽せんの結果、当せんされましたので、お知らせいたします。
当せん番号は3です(この番号は傍聴券番号ではありません。)。
第3回公判期日当日(令和5年2月8日)、午後零時45分から同1時00分(
時間厳守)までの間に、参議院第二別館東門までおいでください。
時刻に遅れると当せんが無効になります。
とのメールが来た。
喜び勇んで、最高裁の近くにある参議院第二別館東門に行ってみた。地下鉄出口は東門のすくそばにあるのに、なぜか遠い出口で出てしまったので到着したのは既に12時50分くらい、既に10人以上の先客があり、私の傍聴券番号は12番となった。
それから金属探知ゲートなどないので手持ちの金属探知器を使ったすごーく念入りなボディチェックを受けた。左腕が今持ち上げると痛いのだが、それでも許してはくれなかった。
荷物を筆記用具、メモ、携帯電話、貴重品などを除いて預けると、9階にエレベータで上り、すぐに法廷へ。番号で指定された席に着くと、傍聴人の心得みたいなのを説明されて、それから同じ階の傍聴人控室が開放されたので、そちらに移って待機。そこではスマホも使える。
案内してくれた廷吏の女性は、割とフレンドリーで、質問しても答えてくれる。第一回は10倍を超える競争率だったのが、第三回の今回は4倍超の競争率で抽選が実施されたのだという。初めて申し込んですぐ当選したので、実はそれほど倍率は高くないのかと思っていたが、単純に運が良かったらしい。
今年見た最初の映画はSHE SAID その名を暴け
#MeToo運動に火をつけた記事ができるまでの実話を元にした映画だが、音楽や映像の迫力が凄い。ジャーナリストが真相を一つ一つ、明らかにし、確証を得ていく。そして最後に、記事の裏付けを提供してくれたのが、あの彼女。
コンセイユ・デタのサイトでは、「数字で見る2022年の行政裁判所」と題するパンフレットがダウンロードできる。
そこでは、コンセイユ・デタを最上級裁判所として、行政控訴院、地方行政裁判所、そして亡命中央審判院とでも訳すべき機関が一年間に処理する件数や人員配置、予算などが一覧表示されている。
コンセイユ・デタ 既済事件が9833件
行政控訴院の既済事件は31,981件
地方行政裁判所の既済事件は232,332件
亡命中央審判院の既済事件は67,142件
これらの件数はいずれも前年に比較して減少している。