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2022/12/16

Book:震える天秤

今年読んだ80冊目は、『震える天秤

 

天秤というからには法律モノであろうと思ったが、どちらかというとジャーナリストものとでもいうべきか。

Photo_20201213120301 フリーランスのジャーナリストである主人公は、裁判官の元妻と子どもがいて、わりあい仲が良いが、職業的には取材対象が自殺するという経験を引きずっている。そんな彼が、老人が運転操作を誤って人を轢き殺してしまった事件の取材を依頼され、事故の関係者にあたっていくうちに根深い問題にたどり着くというものである。

ストーリーに意外性はあまりないが、謎が次第に一枚一枚皮を剥くみたいにして解き明かされていく過程は引き込まれる。寝不足の元である。

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