Book:准教授高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る
今年読んだ76冊目は、テレビドラマにもなった『准教授高槻彰良の推察2』
1だけ読んでドラマを見て満足していたが、久しぶりに出でいるのを見たら、続きものであり、2から順に後を追っていかないと最新刊を読めないのである。
例によって嘘をついている人の声が歪んで聞こえる呪いに悩む大学生が、怪奇現象を体験したくてたまらないイケメン民俗学者に可愛がられるというお話だが、この巻では、高槻准教授がなぜその様になってしまったのか、その生い立ちによる影響の一端が明らかにされている。
その話が出ている題材となったのかもしれないが、ネバールに行ったときに拝むとご利益があるという少女がいるというので、その少女を見に行ったことがある。
どうして行けたのか、何をしたのか、いくらかお布施を出したのかどうか、全く記憶はないのだが、この本に出てくる奇跡の少女のように少女自身は何も喋らず、ただ拝むだけということだったような気がする。そして外国人観光客を集めているという話ではなく、地元の人の信仰を集めているという話ではあったが、大地震で本来の住居ではないところにいるということだったし、同じような少女が他にもいるという話だった。
今となっては謎の思い出だが、写真だけはある。ご本人の写真もあるのだが、ちょっと日本人的な常識からすると、少女の近影を載せるのははばかられるので、建物と、歴代の信仰対象の少女だという写真の写真を載せておこう。
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