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2022/09/11

フランスのコロナ対策とマスク事情

フランスに10日ほど出張するので、彼の国のコロナ対策やマスク事情についてまとめておく。

今回はヘルシンキ経由のパリ行きで言ったのだが、日本からヘルシンキへフインエアの機内では、ほぼ全員がマスクをしていた。やはり飛行機はそういうものなのだろうと思ったのだが、ヘルシンキ空港に到着した途端、乗客たちは次々マスクを外して、ゴミ箱にボイ。

ヘルシンキ空港でも、ごく少数の東洋人が何人かマスクをしていた以外は、ほぼ全員ノーマスクであった。

乗継便はやはりフィンエアのヘルシンキ・パリ便であるが、機内はマスクが義務なのかと思いきや、これまた東洋人以外はほぼノーマスク。何人かは西洋人でもマスクをしていたが、ごく少数である。

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当然、パリの手荷物受取に待っている人たちも、そのような状況であった。

 

 

その夜、時差ボケに苦しめられながら、パリ・オペラ・バスティーユの今シーズン初日のトスカを見に行ったが、そこでも観客席には数%のマスク姿が見られる程度であった、これでも町中よりはマスク姿が多い。

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ちなみに地下鉄車内はこんな感じで、マスク姿はごく僅かである。

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なお、町中にはコロナ関連の痕跡が今も残る。例えば無料の検査場テント。

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そして、生活困窮者のための食料配給所である。

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静かな環境でほとんど喋ることがない、しかし外気との換気はほぼない国立図書館でも、職員・利用者とも一人もマスクはしていない。手指消毒もなかった。

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後半は、TGVで地方都市のポワチエに行って滞在したが、少なくともマスク事情はパリと同じであった。

ポワチエ大学の博士課程院生は、論文完成を控えて、用心のためにマスクを手放さないということであったが、そもそもマスクは自らを守るというより他人に感染させるリスクを低減させるものではないかと思う。フランス人は、感染リスクを避けたい人がマスクを付けるという感じであった。

 

 

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