ロストバゲッジ(追記1,2,3,4完)
約3年ぶりにフランスへ調査旅行に出たが、早速見舞われたのがロストバゲッジである。
フランス語ではLes baggages perduesでみんなに通じるが、ヘルシンキ経由のフェンエア運行のJAL便で、9月2日金曜日に成田からパリに行ったところ、翌3日朝のシャルル・ド・ゴール空港で荷物受け取りベルトから荷物が出てこない。
そのときに同じ便で到着した人たちの半分くらいが荷物がないといってバゲージクレームに詰めかけていたから、おそらく荷物のコンテナ一つ分を積み忘れたのであろう。
バゲージクレームでは、人数の多さにうんざりした顔の係員が、ネットで配達先を指示してくれればそちらに配達するといい、いつ来るのか、今日中に来るのか、パリから他所に行くのだが大丈夫かなど口々に質問されるのに大丈夫だと答えていく。そして16時には次の便で荷物が送られてくるはずだから、ここに来てくれれば返却もできるという。
それを信じて15時くらいにまたバゲージクレームの場所に来てみたのだが、14時台の便で一部の人に返却されたらしい。しかし私も、それから他の日本人の女の子にも、荷物はないという。
埒が明かないので、パリに行ってホテルで荷物探索の登録をした。
そして夜のお出かけに行って戻ってみたが、残念ながらホテルに配達はされておらず、一晩明けた今日は日曜日で、フランス人が厚く信頼するクロノポストは休み。良くて月曜日に配達されるはずである。
(追記)
と思ったら、日曜日にも拘らずクロノポストはバゲージの配達に動いたらしい。私達のホテルにも届いて、やれやれと思ったのだが、フランスはそう簡単に問題を解決してくれなかった。
いやそれは今日届いた荷物のことだろう、そのタグは先週のもので、ここで受け取ることになっているんだけどと言って、ようやく事態に気がついたようだ。
そしてぐずぐずしているうちにカウンターの中に見慣れた赤いスーツケースがあるのを見て、あれだあれ、と指差し、タグの番号と照合してようやく引き渡してもらった。
全く、最後まですったもんだしだが、ともかく戻ってきてよかったよかった。
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