Book:博論日記
昨日の『文系研究者になる』と同時に北大生協で買い、その後にこちらを読んだので、日本の状況に比べてフランスひどすぎると思ったが、考えてみると上記の本にも放牧型指導教員のひどいタイプには本書で描かれるようなひどい指導教員が出てくる。
そして、そういう放置プレイを決め込んで適当に相槌だけ打ってお茶を濁し、院生の論文も読もうとしない人は、日本でも決して珍しくはないかもしれない。幸い、自分の院生時代にもまた同僚にも、そういう問題教員は見当たらなかったが、そういうのがいなければ、こんなにもアカハラが問題となり、院生の苦境が広がっていないかもしれない。
とはいえ、今の研究者養成の問題点は、このような教授個人の問題にとどまるものでは全く無いが。
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