CINEMA:ウェストサイドストーリー2022
大変見応えがあった。旧作に比べて、ストーリーに大きな変更もなく時代もほぼ同じ感じだったが、それでも細かい違いは色々あって、特にアイスの見せ場だったクールボーイを決闘前にトニーが歌うようにしたり、逆に洋品店での逢引がハーレムの向こうの教会風美術館に移り、洋品店でのマリアの歌が決闘後に移って至りと、ストーリーが破綻しないのかと心配になるのが色々あった。
そうそう、クラプキーに身の上を嘆いて判事やらソーシャルワーカーをたらい回しされるのは、リフではなくなっていたかな。
元の作品が頭にあると違和感だが、初見のお客さんには問題となるものではないし、音響、映像、効果は流石に21世紀だった。昭和の映画とは段違い。
それにしてもね、非行少年が喧嘩で少年院に入り、出てきたら元の仲間とのつながりを断ち切れず、もがいているうちに人殺しとなり、復讐で殺されてしまった物語とまとめると、恋の悲劇の感動がいっぺんで失せる感じで残念ではある。
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