The Welkin
2020年の七夕の夜、シアターコクーンで上演されたザ・ウェルキンを見てきた。
なかなか衝撃的な筋で、ネタバレしてはもったいないので断片的な感想となるが、改めて「産む性」である女性の生き方を様々な角度から垣間見られたという感がある。
最初は陪審劇と聞き、12人の・・・のいくつかの作品を思い浮かべつつ、しかし死刑囚が妊娠しているかどうかを決める陪審ということで大陪審の発祥の国らしく、色々あるんだなぁと思った。
しかし、いわゆる陪審劇とは全く異なるストーリー展開で、陪審評決が出ても、それでは話が終わらない。
これは予備知識なく見るとびっくりする。
最初は吉田羊、後半は大原櫻子が盛り上がり、そして個性的な脇役が膨らませてくれて、観る者は引き込まれた。
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