Book:情報法入門〔第６版〕

小向太郎先生の定番の教科書『情報法入門〔第６版〕』を頂いたので、ご紹介する。

 小向先生にもずいぶん長いことお世話になっているが、本書も版を重ねること第６版で、初版が2008年であるから2〜3年に一回改版されていることになる。

足の早い分野だけに、これくらいのペースが必要なのであろうが、ともかく勤勉さには頭が下がるというほかはない。

最新の話題でいうと、発信者情報開示請求に関する非訟手続の創設が挙げられるが、本書では創設されたことが記載されいるのみであり、その本格的な紹介検討はまだである。

近い将来、第７版を読むことができるのではないかと、さらに期待が高まる。