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2022/03/29

Book:津田梅子-明治の高学歴女子の生き方

今年読んだ34冊目は、津田梅子

 

副題の「明治の高学歴女子の生き方」という方が、本書の全体の内容を現している。5000円札の新キャラクターブームを当て込んで著者または編集者が作り出したのが本タイトルなのだろう。

Liser1_20200714064801 というのも、津田梅子は確かに内容の過半を占めているものの、後半には山川捨松と永井繁子という留学仲間の生涯を略述し、その三人が高学歴の女性として明治をどう生きたかという話にまとめており、最終章はその三人の生き方のまとめと現代への示唆を示してしめているからである。

ついでに、こうしたまとめ方は、いかにも大学の先生らしい感じである。

 

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