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今年読んだ31冊目は東野圭吾の旧作『片想い』
性同一性障害、あるいはLGBTQの生きづらさに、あの宮部みゆきの名作『火車』のテイストが混じった感じである。
この本、単行本は2001年に出ているので、20年以上前に書かれた話なのだが、ここ数年盛り上がっている話題を主題に掲げており、問題の取り上げ方も古臭くはない。時代遅れとは全くなっていないところが、残念なくらいでもある。残念というのはもちろん作品に対してではなく社会と法の状況に対してであるが。
2022/03/14 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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