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2022/03/13

Book:カクレカラクリ

今年読んだ30冊目はお久しぶり、森博嗣のカクレカラクリ

 

森博嗣さんの作品は、前回のフランス留学のときにハマっていたシリーズ以来、久しぶりに読む。 

その当時の森博嗣作品は、すべてはFになるをフジテレビでドラマ化されていたのを見たのがきっかけで冷たい密室と博士たちとかを読んだが、帰国後にそのシリーズとは別系統のものもいくつか手を出して以来、5年ぶりくらいである。

今回は、大学同級生の実家の地元にあるカラクリを探し歩くというもので、誰が主人公というわけでもない、妙に作者が登場人物を突き放したような感じのする作品となっている。この作品は、シリーズ化されなかったようなので、この登場人物たちの出てくる他の物語が読めないのはちょっと残念な感じがするくらい、魅力的な登場人物たちだ。

ドラマ化はされていて、一番派手な女性を栗山千明が演じていたようだ。彼女の談話も、文庫に収録されている。

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