Book:特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来
今年読んだ19冊目は【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (『このミス』大賞シリーズ)
あの、新川帆立さんの元彼の遺言状と似た傾向の女性実務家が活躍する物語である。
ただし、こちらは弁護士ではなく弁理士で、特許紛争について訴訟になったら負け、タダで代理人もやってあげますという条件で、訴訟以前の解決を信条として仕事をしているという設定だ。
物語の題材とされている技術が果たして特許となるものなのかどうかとか、ちょっと素人でよくわからないし、また冒認出願とか説明なしに使われていたりして、なかなかついていくのが大変そうだが、楽しむためにはそういうところは眼をつぶるのであろう。
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