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2022/02/28

Book:冤罪法廷

今年読んだ25冊目・26冊目は、ジョン・グリシャムの『冤罪法廷 上

 

ジョン・グリシャムはエンタメ系のリーガル・サスペンスから社会派法廷小説に軸足を移したと思うが、この作品はまさしく真骨頂といえる。 

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2022/02/26

Book:執行

今年読んだ24冊目は『執行

 

飯塚事件を題材として、死刑囚が余罪を告白するといった時々あるパターンも織り交ぜつつ、物語が2つの時間軸で展開されていく。 

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manif au Japon contre la guerre de Poutine

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#NoWar, Solidarity for the Ukraine

20220226-152959

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2022/02/24

jegement:外国事業者に対する発信者情報開示請求が欠席判決で認容された事例 #データマックス #データミックス

東京地判令和3年11月12日判決全文PDF

Temis2 データ・マックスという情報会社がブルーホストというアメリカの企業のホスティングするサイト上で会社の綻びを黙ってやるから会員になれというような営業をしていることなどの情報操作をしていると書き込まれたことが名誉毀損に当たるとして、発信者情報開示を求める訴えを提起したものである。

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Book:転がる検事に苔むさず

今年読んだ23冊目は検事を描いた『転がる検事に苔むさず

 

警察小説大賞の受賞作だそうで、ちょうど今日、その受賞第一作である『恋する検事はわきまえない』が出たようだ。 

作者は法曹や検察庁勤務経験者というわけではなく、新聞記者の出身のようだ。 

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2022/02/21

民訴教材:職分管轄違いで移送した先で口頭弁論を開かずに却下した事例

知財高判令和4年2月10日判決全文PDF

 

特許庁の拒絶審決に対する取消訴訟を東京地裁に提起したところ、東京地裁が民訴16条に基づいて事件知財高裁に移送し、その移送を受けた知財高裁が審決取消の訴えの出訴期間30日を経過していることを理由に補正の余地のない不適法な訴えであるとして、民訴130条に基づいて却下判決を下した。

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2022/02/19

Book:プロジェクト・ヘイル・メアリー

今年読んだ21・22冊目はプロジェクト・ヘイル・メアリー(上・下)

 

あの火星の人の作者が放つ宇宙もの本格SFだが、掛け値なしに面白い。 

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2022/02/16

arret:憲法53条に反する国会召集懈怠が国賠法上違法ではないとされた事例

広島高岡山支判令和4年1月27日判決全文PDF

前段は、国会召集を求めた各議員に対する内閣の職務義務違反に基づく国賠を、後段は国会召集を求めた各議員の国会活動を妨げたことによる国賠を、それぞれ求めているが、いずれも棄却した。

前段の判断において、「国会の臨時会召集要求という権限行使に応じないときには,国会による自律的な活動の開始を妨げたものとして,国会ひいては全 国民(憲法43条1項参照)に対して政治的責任を免れないといわざるを得ない」としつつ、「実質的には国会と内閣という機関相互間における権限の行使に関する紛争であるから,本来的には国民の権利義務ないし法律関係には直接関係しないというべきである」と判示して、個々の議員との関係での違法問題となることを否定した。



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2022/02/12

Book:大学生活と法学

今年読んだ20冊目は一風変わった法学入門書である『大学生活と法学

 

そりゃBLの教科書だって出すくらいだから驚くには当たらないのかもしれないが、有斐閣の懐の深さを示す好著だ。 

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2022/02/11

jugement:はすみとしこ+リツイート者の名誉毀損が認められた事例(誤字訂正)

東京地判令和31130判決全文PDF

  被告A(はすみとしこ)が伊藤詩織さん(原告F)について「就職あっせんをしてもらうために枕営業を行ったものの、採用されなかったため、2年後にレイプだったと主張している」という事実を摘示して名誉を毀損し、名誉感情も傷つけたことに関して、裁判所は、公共性・公益目的は認めつつ、真実相当性がないと判断した。それは酔いつぶれた女の子をホテルに連れ込んで性行為に及んだ山口氏自身も枕営業ということは言ってないし、不起訴処分も不起訴相当の議決も上記事実を示すものではないし、被告が独自に調査した形跡もないからという。

 また他のツイートでも伊藤さんが山口氏を訴えて勝訴した一審判決後に、性被害が虚偽で枕営業なのに嘘を言ってBBC番組に出たという事実を摘示しており、真実相当性はないとされている。

 ということで損害賠償を命じたわけだが、謝罪広告に関しては、勝訴したことの名誉回復効果、原告自身の情報発信力、被告はすみとしこのアカウントが停止されていることを理由として、その必要性は認められないとした。

  被告はすみとしこ関係はあまり異論の余地がないとして、リツイートしたに過ぎないと主張する被告B、C関係は議論の余地がある。

 

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2022/02/10

Book:特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来

今年読んだ19冊目は【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (『このミス』大賞シリーズ)

 

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2022/02/09

Book:大天使はミモザの香り

今年読んだ18冊目は高野史緒さんの大天使はミモザの香り

 

一言で言って、楽しいサスペンスファンタジーというところであろうか。 

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2022/02/06

Book:判例による離婚原因の実務

これまた、出版元のLABO渡邊さんからご恵贈いただきました。ありがとうございます。

 

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2022/02/05

Book:自転車事故の損害賠償

長島光一先生よりご恵贈いただきました。ありがとうございます。

 

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2022/02/04

Book:おっさんの掟 「大阪のおばちゃん」が見た日本ラグビー協会「失敗の本質」

今年読んだ17冊目は谷口真由美さんの奮闘と挫折を語ったおっさんの掟

 

 日本社会に蔓延る男性中心のムラ社会的な行動様式が、令和においてもなお強固に残されている。

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2022/02/02

Book:日本の私立大学はなぜ生き残るのか

今年読んだ16冊目は、オーストラリア人とイギリス人が書いた『日本の私立大学はなぜ生き残るのか

 

なにしろ、2000年初頭には、私立大学は次々倒産し、20%とか17%の大学が経営破綻するとか消えるとか言われていたのに、結局消えたのは11校(1.5%未満)に過ぎないのだ。 

これはなぜかという問い、謎に、日本研究、特に日本の高等教育について研究し、日本の大学に所属したこともある外国人研究者が挑むのが本書だ。 

もちろん短大が大きく数を減らし、四大に進む学生が、特に女子が増大したという事はあるが、それだけでは説明がつかないところを本書は解き明かしてくれる。 

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2022/02/01

親子法制の改正要綱案2022〜懲戒権と再婚禁止期間の撤廃

法制審で、親子法制の改正要綱案が提出された。

 

時事通信:嫡出推定、婚姻後は「現夫の子」 再婚禁止期間を撤廃―民法改正・法制審要綱案

最高裁の違憲判断で見直したはずの再婚禁止期間は、この機会に撤廃し、婚姻前に懐胎した子でも婚姻中に懐胎したのと同様に夫の子と推定する。

また婚姻解消後300日以内に生まれた子はその解消前に懐胎したものと推定するので、婚姻解消後すぐに別の男性と結婚して出産した場合は嫡出推定が重なることになるが、その場合は現在父を定める訴えによって決めることになっているところを出生の直近の婚姻における夫の子と推定するとした。

これは今結婚している夫の方が養育環境が良いという判断だ。

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Book:皇室はなぜ世界で尊敬されるのか

今年読んだ15冊目は皇室はなぜ世界で尊敬されるのか (新潮新書)

 

日本偉い系の本のような気もするが、平成の天皇が父親の戦争への責任を贖罪の形で現し続けた姿が感動を誘う。 

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