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今年読んだ2冊めは、シリウスの反証
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冤罪を晴らす再審ものである。
本筋の事件は死刑囚が無実を訴えて、冤罪被害者の支援チームがこれを取り上げるかどうか、主人公は乗り気だが、同時に支援チームを立ち上げたリーダーの大学准教授もなぜか頑固なまでに支援することを主張する。それがなぜかは、やがて悲劇と引き換えに明らかになる。
とても興味深いのだけれども、脇を占める登場人物、とりわけ主人公の友人とか、あるいは政治家(法務大臣なのか?)とか、微妙な動きをしていて、特に政治家は何がしたいのか趣旨がよく分からない。
そのような枝葉が散りばめられているが、ともあれ本筋の追求に向けて話は進んでいくのである。
2022/01/07 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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