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2021/12/08

Book:あぶない法哲学

今年読んだ63冊めは、大学の同級生であった青山学院大学の住吉雅美教授によるあぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン (講談社現代新書)

 

住吉先生の語り口が今によみがえる感じがするような本で、新書でもあり、スイスイと読める。 

Liser1_20210407112001 彼女の有名な著作が『哄笑するエゴイスト―マックス・シュティルナーの近代合理主義批判』であるが、アナーキスト願望の強い彼女の発想はとても小気味好い。

一昨日あたりに書いた法教育の目的の話にも通じるものがあり、帯の文句にあるように、「こんな授業を受けたかった」というところだ。

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