« 最近買った本:君の顔では泣けない | トップページ | 最近買った本:わたしの味方になる法律の話 »

2021/10/19

最近買った本:東京ゴースト・シティ

ハリー・ユアグローさんの、東京ゴースト・シティは、帯によれば五輪と疫病に揺れる東京での幽霊話ということだ。

 

 本屋で物色していると、結構今回のコロナ騒ぎを外国人の視点から見るという感じの本が目についた。

Photo_20211014194401 たしかに、外国人から見れば、日本社会のコロナ対応というのは誠に不思議であろう。

強制的な効力が殆どない、制裁が殆どなかった新型インフルエンザ特措法に基づいて、緊急事態宣言を出すと、ゴーストタウンのような東京が出現したのだし、ズルズルの水際対策に使い物にならない接触確認アプリ、にもかかわらずオリンピックは実行してしまって、しかも選手関係者は守るけど国民は守らないバブルをあたかも国民の安全のために実施するみたいにいい、それでも暴動の一つも起きないのだ。

この本は小説であろうから、そうした社会批評をするものではない。しかしそういう物語も読んでみたいものだ。

|

« 最近買った本:君の顔では泣けない | トップページ | 最近買った本:わたしの味方になる法律の話 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 最近買った本:君の顔では泣けない | トップページ | 最近買った本:わたしの味方になる法律の話 »