« 【AD】「民事手続の中の情報」発刊 アマゾンでは売り出されました。 | トップページ | Book:君の顔では泣けない »

2021/10/27

Book: #倒産続きの彼女 #新川帆立

今年読んだ48冊目は

元彼の遺言状」の著者による第二作、倒産続きの彼女

 

以下、若干の読後感を書いておこう。

Liser1_20210407112001 著者は、弁護士経験と法曹資格を有する専業作家なので、もちろん法律事務所における、しかも女性弁護士の人間模様やら行動やら考え方やらはリアルなものであろう。

外野から見ると、ふうん、そんなものかと思いつつ、それにしてもバッグの値段は高すぎないかと思ってしまうのだ。

なにしろ、100万円以上の時計を買う人がいるという世界も、何かのADRか懲戒手続か何かで現実に出てきたので、驚いたことがあったが、大学の先生風情とは別の世界が広がっているんだなぁと思うほかはない。

それにしても、人が死んだり傷害を受けたりしている場面に出くわすにしては、随分と警察が遠慮深いなぁという印象も受ける。話の本筋ではないが、しかし警察がもっとちゃんと調べていればと思わなくもない。

 

ともあれ、今後もこの人物たちの物語は続いてくと期待してよいのかな。楽しみだ。

|

« 【AD】「民事手続の中の情報」発刊 アマゾンでは売り出されました。 | トップページ | Book:君の顔では泣けない »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 【AD】「民事手続の中の情報」発刊 アマゾンでは売り出されました。 | トップページ | Book:君の顔では泣けない »