Book:リボルバー
今年読んだ32冊目は、原田マハリボルバー (幻冬舎単行本)
パリの零細オークション会社に務める日本人女性が主人公で、ゴッホとゴーギャンの絡みにまつわる謎を、出品希望のリボルバーを起点にして深堀りしていくというお話。
コロナ禍のせいで、パリに久しく行けず、オルセーもルーブルも記憶の中の思い出になってしまったのが悲しくなるような、パリやフランスに行きたくなる小説である。
そしてまた、深堀りするという表現しか出てこないような語り手の転換が印象的である。
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