Book:倒産法入門―再生への扉
今年読んだ33冊目は、伊藤眞先生の新書倒産法入門: 再生への扉 (岩波新書 新赤版 1866)
これは社会人が気軽に倒産法の全体像を把握するのに最適だ。
もう少し、お勉強向きなのが山本和彦先生の倒産処理法入門 第5版 であるが、それとは趣が違う。
伊藤先生の御本は、否認権や別除権、相殺権など、倒産法を学ぶ前には何のことか分からない基本的なタームについて、とりあえずの理解を得ることができるので、ロースクールや学部でも受講する前に、文字通りの入門書として読んでおくのが良いように思う。
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