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今年読んだ20冊目は消えた依頼人
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リーガル・サスペンスとして第一級品だ。
そして、氏名冒用訴訟が現実にもニュースになっているのとほぼ同時期に、面白いことに原告側の氏名冒用訴訟が題材となっている。
ネタバレはしないが、原告代理人がパートナーの反対を押し切って受任した、元ボスから紹介された医療事故訴訟について、原告側の人証期日になった段階で原告と協力医とが姿を消した。他方でその代理人は、以前に無罪判決をとってあげた人から、また捕まったという連絡を受けて接見に行く。
この2つと、それからもう一つ、馴染みのバーから紹介されたストーカー被害者の事件。これらが絡み合う展開が素晴らしい。
2021/04/07 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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