Book:総理にされた男
今年読んだ15冊目は総理にされた男 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
いかにも小泉ジュニアを彷彿とさせる総理大臣が蜂窩織炎となり、それも重症で、ピンチヒッターにそっくりさんの役者を拉致してやらせるという物語。
荒唐無稽ではあるのだが、面白いのである。
現実の政治の姿を題材にしているので、いかにも民主党らしき政党が3年だけ政権を担当して国民に懲り懲りされたとか、その後を引き継いだいかにも自民党らしき政党が新自由主義的な経済政策と内閣人事局による官僚の人事権吸い上げを狙うというあたりが描かれていて、あーあ、それやっても景気は回復しないとか、格差は広がる一方とか、副作用がひどすぎるとか、そんな思いに邪魔をされてストーリーに没入しにくいのだが、それを除けば面白い。
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