Book:倒産判例百選(第6版)
倒産法は、今のところ、大きな変動がないが、民事訴訟のIT化がある程度目処がついたら、次は倒産法の番かもしれない。
家事審判などの非訟手続は、どちらかというと民事訴訟と同様のシステムを活用すれば足りるが、倒産となると、大規模なものとなれば多数の債権者・債務者を相手にしなければならず、知られていない債権者にも機会を与えないとならないから事実上の公開手続ともなるし、民事裁判とは大きく異なるシステムが必要となるからだ。
それまでは、コロナ倒産でどう世の中が変わるか、というあたりも注目だが。
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