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今年読んだ二冊目は、ジャケ買いならぬタイトル買いをした武士マチムラ (集英社文庫)
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沖縄の空手家の話である。
時代は幕末ちょっと前から始まるが、沖縄の港町である泊に生まれた子どもが、「手」と呼ばれる沖縄武術、すなわち空手の修練を積んで成長していくという話である。
長ずるに連れて、薩摩の無体な支配に加えて欧米列強が進出し、冊封体制の琉球王国の社会秩序が混乱していく中、伝統的な価値観を有するサムレー(武士)である主人公のある種の悟りが描かれている。
そんな主人公の名前がマチムラと発音される松茂良というのであった。
2021/01/11 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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