夫婦別姓の立法化を求める法学者・法曹の署名運動
表記の署名運動が、クリスマスイブに公表された。
2020年12月、自民党の内閣第一部会・女性活躍推進特別委員会は、第5次男女共同参画基本計画中の選択的夫婦別氏制度に関して、「選択的夫婦別氏制度」という記述をなくし、「戸籍制度と一体となった夫婦同氏制度の歴史」や「家族の一体感」を検討の視点として書き加えるなど、当初の原案から大幅に後退する内容としましたが、審議の過程は国民に明らかにされていません。他方、12月、夫婦別氏の婚姻届を不受理とした処分を違憲として争う3件の事案が最高裁大法廷に回付されました。こうした情勢に鑑み、国会(各政党)、裁判所、法務省、内閣府そして広く有権者のみなさんに対して、法学者、法曹(弁護士)の立場から、同制度の早期実現について共同声明を出したいと考えます。いかがでしょうか。
趣旨にご賛同のみなさまには、ご氏名、ご所属等を下記署名フォームにご入力いただきますようお願い申し上げます。来年1月18日には、共同声明と賛同署名を公表し(記者会見)、上記各機関に送付する予定です。
2020年12月24日
共同声明呼びかけ人 二宮周平(立命館大学教授) 犬伏由子(慶應大学名誉教授)
棚村政行(早稲田大学教授) 床谷文雄(大阪大学名誉教授)
もちろん賛同するので、直ちに私も署名した。
多くの声が糾合できると良いと思う。
滝沢先生の本は読んだことがある。割と淡々と、事実が書き連ねられていた印象だ。それに対して右側の本は読んだことがない。これから読んでみよう。
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