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2020/11/22

Book:#村上春樹 訳 #グリシャム 著『グレート・ギャッツビーを追え』

今年読んだ54冊目は村上春樹翻訳でグリシャムの「グレート・ギャツビー」を追え (単行本)


 


 

村上春樹の文体で読めるグリシャムとあれば、買うしかないでしょ。


ということで、買って正解であった。しかし、ジョン・グリシャムと言えばもちろんリーガルノベルズの第一人者の一人であり、このブログでも何度も取り上げている。


危険な弁護士


汚染訴訟


司法取引


無実


最後の陪審員


もともと法廷ものとは必ずしも言えない作品が多かったし、一番上の危険な弁護士もかなり法廷シーンは出てこないが、いずれにしても弁護士の泥くさい活躍ものであった。


ところが、この「グレート・ギャツビー」を追えは、弁護士が一人も出てこなくなった。


それでも流石にグリシャムであり、なんとなく法的な香りのするミステリーとなっている。 


 

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