C'est la vieフランス社会の分断と自由
FNNのパリ特派員報告で、黄色いベスト運動からコロナ禍に至るフランス社会を正確に伝えている。
ここで描かれているとおりではあるが、しかし分断という言葉がちょっと軽く使われていないか?
日本人の思想からはなかなか理解しにくいところだが、共和国の理念、ライシテ、表現の自由、こういった考え方に対する理解が不十分なまま、テロやデモと警察の衝突などによる混乱を「社会の分断」とまとめてしまうと、フランス人がそのことについてどう考えているのかを誤解する可能性がある。
フランス人も迷惑をかけられるのはもちろん嫌だが、それよりも大事なことがあると、とりわけデモ(むしろフランス語てマニフ)に対する心の奥底での共感が、その迷惑を迷惑と感じない部分があって、そのような共感が皆無のように見える日本人には理解できない反応となっているのではないか。
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