Twitterの面白い使い方
戦時中にTwitterがあったら…NHK広島「戦争体験の新しい語り方」とは
この記事で紹介されている、戦時中の日記をTweetにするというやり方、とても面白い。
まず、ツイートに再構成するという手法は戦争中の体験記だけでなく、色々な場面で可能だ。同じ戦争体験ということになるがアンネの日記とかもできそうだし、企業社員の日記とか、新米公務員の日記とか、その他様々な職業の日記とか、フランス革命とか明治維新とか二・二六事件とか、大小様々な政変の類に立ち会った人の日記とか、そういうのがTweetになるのは興味深い。
もちろん小説にもその手の短文日記式の手法があるので、その1亜流になるが、そこはツイッターの双方向性が意外な発展性を見せてくれる。
それから、内容についても興味深い。太平洋戦争中の国民性が新型コロナ禍の下の日本社会とよくにていると感じられればられるほど、同調圧力社会の窮屈さとか、そうはいっても疫病とか戦争とかに立ち向かっている社会における同調圧力とかそれに従ってしまう心性とかが容易に善悪を割り切れないものであることを改めて示してくれて、これまた興味深い。
今、コロナ禍に気を取られていて季節がいつの間にか移り変わっているが、日本は鎮魂と祈りの季節に入っている。
もうすぐ2つの原爆忌、そして敗戦記念日だ。
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