#ブックカバーチャレンジ 01-恐るべき裁判
妻が私にバトンを渡したまま、本業多忙で止めてしまったようだが、ブログでやってみよう。
内容紹介はなしというルールだという話も見たが、とりあえず好きなことを書くので悪しからず。
最初は、愛読書というわけではなく、授業準備のために最近買った本で、年輩の司法関係者からは眉を顰められるかもしれない本だ。
全貌社という、今もあるかどうかは知らないが、右翼言論の出版社が出したもので、ブルーパージのきっかけの一つともなった本である。いや、きっかけとなったのは、「全貌」という雑誌の記事で、これに青法協のメンバーリストが掲載され、こんな人達が偏向裁判をやっているというキャンペーンをはったのだ。
もちろん、こんなミニコミともいうべきミニメディアがあの大きな動きを生み出したはずもなく、むしろ逆で、青法協つぶしを目論んだ人たちが、こういうところにも、また別のところにも表出していたというわけである。
この「全貌」という雑誌の該当部分は、裁判所でも公費で購入され、どの範囲かはわからないが回覧されたり配布されたりしたそうである。そのことは、国会で野党が質問し、その議事録をこの本が転載している。
この本には、その青法協メンバーリストのみならず、当時の多くの左翼系とみなされた法曹関係の団体が取り上げられ、構成員名簿も掲載されている。
この他、この本には、私が買う気になった理由だが、あの著名な「平賀書簡」が全文掲載されている。ということで、司法制度論の参考文献としては極めて貴重なのである。
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