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2020/05/30

新型コロナ から若手音楽家を守るプロジェクト・#イニツィウムオーディトリウム

まずはこの動画を見て欲しい。

 

この美しい調べを生み出す若手音楽家たちが、新型コロナ禍に喘ぎながらも、必死に自己表現を続けようとしている。その一つが、リンク先のvocalconsort initiumが立ち上げようとしているイニツィウム・オーディトリウムだ。

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2020/05/19

Book:逐条ガイド親族法

著者梅澤彩先生よりご恵贈いただいた。逐条ガイド親族法―民法725条~881条―

 

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2020/05/18

Book:クスノキの番人

今年読んだ21冊目は東野圭吾のクスノキの番人


 


 夜通し読んでしまう、寝不足作りの本である。

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2020/05/16

cinema:プリズン・サークル

今年見た1本目の映画がプリズン・サークル

コロナ禍の中でも映画館にお金を払ってみる事ができるシステム、仮設映画館により、自宅の大きなテレビに接続したiPhoneで見た。

 

劇場はもちろん横浜の誇るジャック・アンド・ベティ

 

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2020/05/13

#ブックカバーチャレンジ 7-裁判をめぐる法と政治

最終回は、ガチの法律書で、しかも私の学生時代より前のものだが、今に至るまで自分的に影響を受けているものである。

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京都大学の法理学教授であった田中成明先生の本で、先生がこの本を出された後に北大に集中で来られたときに、大学院生のゼミを大学5年生だった私も聴講させてもらった。

当然ながら、全然付いてはいけなかったのだが、この本に書かれていることや当時田中成明先生が論じられていたことなどは、民事訴訟法の研究者になりたいと思っていた私の興味を惹きつけるものだったのだ。

 

その当時は、懐かしい響きもある手続保障の第三の波の時代で、民事訴訟の機能というものが色々な角度から見直されていた時代である。その中で、田中先生の議論は、法・政策形成という機能を民事訴訟が持ちうるのだという話であり、確定判決の固有の効力である既判力だけでなく、社会に対して働きかける波及効のようなものを正面から取り上げて訴訟の一つの機能に仕立て上げたのだ。

もちろんこれは、時代的には公害環境訴訟が華やかだった昭和40年代50年代の後であり、そこでの患者救済のための個別訴訟と、被害者救済のみならず公害の予防に力を注いだ立法との関係性を踏まえた議論である。

 

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2020/05/12

#ブックカバーチャレンジ 6-あんたの代理人

昨日に続いて今日も漫画。ちょっと古いものだが、というかもう司法制度改革以前の法曹漫画はそれだけでリアリティが欠けてしまうのだが、若い弁護士さんの成長物語としては今も一つのパターンとして通用するものだろう。


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業界ものを嫌う実務家は多いが、私は実務家でないので、リアルさは気にならない。もっとも例えば大学モノだって唯野教授のような荒唐無稽な話は抵抗がない。ただし、いかにも大学教授になるにはまず非常勤をやって学会の手伝いもやって気に入られることが必須みたいな話をされると、どこの国の大学かとは思うので、その意味ではリアルさにこだわるポイントが違うのかもしれない。


同じ作者の総務部総務課 山口六平太 コミック 1-81巻セット (ビッグコミックス)は大ブレイクしたので、同じようなテイストのこちらも長く続いてくれると良かったのだが、残念ながら5巻で独立を果たしたところで完結してしまった。


しかし、独立でゴールなんて、結婚で終わる恋愛小説みたいだが、弁護士さんとしての面白い生活はこれから始まると言ってよいはずだ。


例えば、弁護団事件を受けて苦労しながら頭角を現すとか、依頼人に裏切られて人生の悲哀を感じるとか、司法制度改革後は法テラスとの付き合い方に悩むとか、イソ弁をおいてまた苦労するとか、弁護士会懲戒に何らかの形で巻き込まれちゃうとか、研修所の同窓会で再開した裁判官の分限事件に関わってしまうとか、優子ちゃんとの共同事務所になるのなら渉外事件も色々な事件があって、今ならハーグ子奪取条約の関係事件を担当するとか、もうネタは尽きないところであろう。

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2020/05/11

#ブックカバーチャレンジ 05-川原泉

恐るべき裁判→火車→アシモフ→筒井康隆と来たら、そろそろマンガも登場で、これもまた選ぶのが苦痛に満ちているのだが、最も読み返した作家としてこの人。

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川原泉の代表作というのはなんであろうか?

笑う大天使であろうか?

それとも、食欲魔人シリーズか?

あるいは、中国の壺とかフロイト1/2とかバビロンまで何マイルなどのタイムスリップものか?

 

食欲魔人シリーズの一つが発展したブレーメンIIも、実に示唆的で読ませる。

 

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突然の遠隔授業は、こうやることにした

成城大学は、いよいよ今週水曜日から授業が始まる。

新型コロナウィルスの対策で当初は3回ほど遠隔授業という予定であったが、前期はすべて遠隔授業ということになり、15回分に相当する授業をオンラインで行うことになった。

 

オンラインとか遠隔とかいっても、リアルタイムに講義を配信する同時通信型と、動画をアップして好きなときにみられるオンデマンド型とがありうるし、さらに双方向のやり取りを可能にするテレビ会議方式もある。これに加えて、動画ではなく音声ファイルをアップするラジオ講座型と、もうそういう音声とか動画とかなしに、紙媒体資料を学生に与えて自習させて、課題に答えさせる方式もありうる。最後の純粋紙媒体では、文科省がそれでも面接授業の代わりになると認めてくれなさそうだが、それしかできない先生もいそうであり、せいぜい、質問の機会を提供することがありうるかもしれない。

授業の特性により、どれが良いかは考えもので、通常の講義と同じことをやるのであれば同時配信型であろうが、大学の教室に来て座って話を聞くのと同程度の集中を学生に期待できるかという問題はあり、ちょっと私としては直ちにそれを採用することはためらわれる。

そこで、オンデマンド方式を基本に、ゼミのような同時双方向のやり取りが必要な科目はテレビ会議方式でやろうと思う。もちろん、途中で別の方式を織り交ぜても良いかもしれないが、基本はそれで行く。問題は、そんな動画を毎日いくつも見てたらパケ死する、ギガ死するという声にどう答えるかだが、予備的に音声+PDFでのラジオ講座方式も取り入れようと思う。

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2020/05/10

#ブックカバーチャレンジ 04-虚航船団

言わずとしれた筒井康隆の最高傑作の一つである。


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残念ながら、筒井康隆の作品はほぼ貸倉庫にあり、この本もアマゾンから表紙写真を借りてきた。もし手元にあれば筒井康隆全集を表示したかったのだが、まあやむを得ない。

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2020/05/09

#ブックカバーチャレンジ 03-アシモフ自伝

3日目は、これでしょ、という感じのアイザック・アシモフ。


ただし、アシモフの作品は数多いので、これという一冊を表示することができず、仕方なく自伝をブックカバーとして選んだ。


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アイザック・アシモフといえば、壮大な宇宙ロマンである銀河帝国シリーズとか、今、第三次AIブームで年寄りが頻繁に引用するロボット工学三原則とかが有名である。


しかし、そのいずれも、オリジナルの作品はとても断片的というか、大きな物語の一部が独立して作品となった感のあるものであった。


例えば、銀河帝国の始まりの物語は、セルダンの構想に基づき辺境に設置されたテルミナスがファインデーションとして独立する話だし、そのファウンデーションが西ローマ帝国滅亡後のゲルマン部族国家に立ち向かうローマ教会のごとく、宗教色をまとった科学で、辺境の退化した諸王国を従えていく話だし、やがてそれが貿易商人による覇権獲得で大航海時代と重商主義をミックスしたような発展を見せ、ビザンチン帝国のような旧銀河帝国との対決に至る、西欧史をモチーフにした流れを構成しているが、それを構成する一つ一つの物語は連作のようなつながりはあっても独立している。


その後のミュールの物語や第二ファウンデーションの物語のところまで最初に書き始めたときに構想されていたのかどうかは甚だ疑問ではある。

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2020/05/08

#ブックカバーチャレンジ 02-火車

ブックカバーチャレンジ二日目は、宮部みゆきの『火車』
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Wikipediaによれば、1992年に連載と単行本化が果たされているが、もう少し前の作品と錯覚していた。バブル期の雰囲気というか、バブル前に社会問題となったサラ金地獄がモチーフとなっているので勘違いをしていたのだが、バブル崩壊後にもサラ金が社会問題を引き起こしていたのだった。


 


1992年といえば、個人的には留学に行く直前で、小樽商大の先生をしながら、アリアンス・フランセーズ札幌に通い、また幼かった息子を水泳教室に連れてったり、自分も事務に行ったり、パソコン通信の仲間と駅伝に出たりしていた時期で、今では考えられない生活であった。


田舎で、しかも公務員で、縁遠いとはいえバブルの恩恵は確実にあったと言わざるを得ない。


 


そんな中で、この小説は、もちろん倒産法の担当教員としても興味を惹かれたが、私にとっての宮部みゆきデビューであって、未だに最も印象的な作品である。

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2020/05/07

#ブックカバーチャレンジ 01-恐るべき裁判

妻が私にバトンを渡したまま、本業多忙で止めてしまったようだが、ブログでやってみよう。

内容紹介はなしというルールだという話も見たが、とりあえず好きなことを書くので悪しからず。
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最初は、愛読書というわけではなく、授業準備のために最近買った本で、年輩の司法関係者からは眉を顰められるかもしれない本だ。

全貌社という、今もあるかどうかは知らないが、右翼言論の出版社が出したもので、ブルーパージのきっかけの一つともなった本である。いや、きっかけとなったのは、「全貌」という雑誌の記事で、これに青法協のメンバーリストが掲載され、こんな人達が偏向裁判をやっているというキャンペーンをはったのだ。

 

もちろん、こんなミニコミともいうべきミニメディアがあの大きな動きを生み出したはずもなく、むしろ逆で、青法協つぶしを目論んだ人たちが、こういうところにも、また別のところにも表出していたというわけである。

この「全貌」という雑誌の該当部分は、裁判所でも公費で購入され、どの範囲かはわからないが回覧されたり配布されたりしたそうである。そのことは、国会で野党が質問し、その議事録をこの本が転載している。

 

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